ヒーローハスキー、7匹の子猫を救助

動物愛護・保護
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the WOOF専属ライター犬、ライチがお届けする世界の犬ニュース。今日はアメリカから、捨てられた7匹の子猫を救助したシベリアン・ハスキーのお話です。捨てられた猫を救助した後は、母猫役を買って出て、7匹の面倒をみています。


バナーはジョージア州に住む、3歳のシベリアン・ハスキーの女のコ。普段は”コスプレ・サービス・ドッグ”として活躍するほか、ドッグ・モデルもこなすお仕事ワンコです。

 

ある日彼女は本当に突然に、苦しみ嘆き悲嘆にくれた様子をみせはじめます。そして、飼い主のホイットニーさんのスカートを「パニック状態で」引っ張り、外に連れて行こうとしたのです。

「彼女はその朝、本当に奇妙な振る舞いをしていました。彼女に何が起こっているのかは理解できなかったけれど、何かがおかしいことはわかりました。普段はイイコの彼女らしからぬ行動でしたから」

そこでホイットニーさんは、バナーの導きに従い、近くの森に向かうことにします。「バナーが、私に一緒に行くようにと促したので、私はただ従うことにしました」

バナーの向かった先には、放置されたダンボールがありました。バナーはダンボールに向かってダッシュし、その周りをグルグル回り始めたのです。

ホイットニーさんが箱を開けると、バナーはすぐに顔を突っ込んで、小さな子猫を引っ張りだしました。

 

子猫は全部で7匹。生後間もないとみられる子猫たちは、まるで死んでいるかのように凍えて固まっていました。

「ショックでした。鳴き声もあげなかったので、最初は死んでいるのかもと思いました。でも、みんな生きていたんです」

ダンボールにはしっかり封がされていたことから、どこかの誰かが子猫を殺すことを目的として放置したのだと、ホイットニーさんは考えています。「おそらく、誰も発見しないと考えていたのでしょう」

しかし、ハスキーの鼻はごまかせませんでした。バナーがどうやって子猫たちが放置されたか気づいたのかはわかりませんが、彼女は確かに何かに気づいて、飼い主を森へと急がせたのです。

そして、家に連れ帰ったあとは、子猫のそばを離れることはありませんでした。バナーは子猫のそばを離れることなく、身体を舐めたり抱えたり、一緒に寝てあげたりしたのです。

まるで母猫のように。

 

ホイットニーさんは、子猫たちが里親探しができるほどに大きくなるまでは、7匹の面倒を見ることにしたとのことです。幸いにも7匹はすべて健康で、母猫代わりとしてお世話をする母性愛溢れる犬もいます。「バナーは、彼らのそばを離れることはありません。彼らと一緒に横たわり、一緒に昼寝をします。まるで自分の赤ちゃんのように面倒をみているんですよ」

「バナーは真のヒーローです。もしバナーが子猫を見つけなかったら、彼らはすべて死んでいたと思います」

h/t to Hero husky saves seven newborn kittens left to die inside cardboard box – and now acts like their mum – Mirror Online

screen captures fromHandler: Koyote Moone (@bannerthesuperdog) • Instagram photos and videos

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