ショードッグだって太ってる?〜ドッグショーを闘う犬たちの1/4に肥満傾向(英調査)

サイエンス・リサーチ
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イギリスに住むワンコたちが太りすぎなのか。
それともイギリスの調査が充実しているのか。

またしても英国から「犬の肥満」に関するニュースが飛び込んできました。

ショードッグの1/4に肥満傾向がみられた

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© Popmarleo / Shutterstock

なんと、ドッグショーで激戦を闘う犬たちにも、太り気味の傾向があるそうなのです。

Veterinary Record“に掲載された調査によれば、世界最大を誇るイギリスのドッグショー「クラフツ」のそれぞれのクラスで上位5位に入る犬の多くが太り気味であるといいます。なんとその比率は1/4にものぼるそうです。

ここでドッグショーについておさらいをしておきましょう。ドッグショーとは、犬の姿形を審査する品評会で、それぞれの犬種の理想にもっとも近い犬を評価する目的で行われるものです。つまり、わたしたちが主観をもって、かわいい、かっこいいと思う犬が選ばれるのではなく、ケネルクラブなどで定められた「犬種標準(Standard:スタンダード)」という基準に則り審査されるのです。

犬種を代表する理想的な姿であるはずのショードッグたち。にもかかわらず、そんなに肥満なの?と研究者は驚きの声をあげています。わたしたちにとっても、びっくりな結果ですよね。

誤った「標準体型」の拡散が影響したと分析

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© Popmarleo / Shutterstock

この研究で研究者たちは、2011年から2013年に撮影された28犬種、1,120枚の写真を分析しています。結果、全体の26%の犬が太り気味であること、犬種によって傾向があることがわかったそうです。

たとえば、パグやバセット・ハウンド、ラブラドール・レトリーバーには、概ね太り気味の傾向がみられました。一方、ボーダーテリアやボクサー、ドーベルマン、ハンガリアン・ビズラ、スタンダードプードル、そしてローデシアン・デッジバックの犬種においては、ごく少数の犬が太り気味の傾向にあったといいます。このへんは、わたしたちが知るところと大きく乖離はないようですね。

研究者たちは、ショードッグたちの写真はインターネットやあらゆるメディアで広く拡散されるため、彼らの姿形が犬種の標準であると誤って捉えられてしまうことが原因ではないかと分析しています。


ご存知のとおり、肥満は万病のもと。ワンコに長生きしてもらうためには、犬種が求める理想的な体重を維持することがとっても大切です。

有効なのは食事療法、そして運動です。個別犬の状況(犬種、年齢、運動量)にあわせて、給餌量を適宜変更することがとても重要です。おやつを与えたいならば、そのおやつと同等のカロリー分を主食から減らすなどの工夫が必要です。

 
h/t to Are Ideals of Canine Beauty Making Our Dogs Fat? – The New York Times- , 翻訳:xxx

 

Featured image from Popmarleo / Shutterstock

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