the WOOF専属ライター犬、ライチがお届けする世界の犬ニュース。今日は、自宅敷地内に侵入してきたコヨーテに単身で立ち向かったチワワのお話です。侵入者はチワワの5倍ほどの大きさでしたが、犬は一歩も引くことはなく猛獣に対峙しました。
勇敢なチワワは18歳になるチワワのパコ(Paco)。日が暮れる時間まで裏庭で遊んでいたパコは、侵入者ともろに鉢合わせしてしまいました。飼い主であるジョーンズ氏によれば、コヨーテは成熟しており、サイズはパコの5倍ほどあったといいます。
コヨーテはイヌ科イヌ属に属する哺乳類。ウサギやプレーリードッグなどの小動物を獲物にします。生息域が人間と重なる地域では民家の庭に侵入し、家畜やペットを襲うこともあります。ジョーンズ家の近くには、コヨーテが隠れるのにぴったりな、草木の生い茂る放棄された鉄道線がありました。侵入コヨーテはこの庭で獲物を捕らえ、デザートにしようと計画していたのかもしれません。
しかしパコは、デザートにはなりませんでした。コヨーテの登場にも怯むことなく、逆に対決するために駆け出したのです。18歳のパコは全ての歯を失っていましたが、プライドという牙を剥き、迷惑な侵入者を威嚇しました。
セキュリティカメラは、その時の様子を捉えています。
ジョーンズ氏は、パコはかつての同居犬のピットブルから勇気を学んだのではないかと推測します。常にパコを守っていたピットブルは、心も身体も大きなヒーローでした。
まぁとはいえ、コヨーテが常にチワワに負けることは考えづらく、パコが無事だったのは幸運だったのかもしれません。しかし、小さなチワワが家を守ったことは事実であり、賞賛に値することは間違いありません。
老いた犬でも犬は犬。歯を失っても勇敢さは失われません。小さなチワワはとんでもなく大きな仕事を成し遂げました。
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