迷子のダルメシアン、消防署に助けを求める〜「やっぱりね!」と言われるワケとは

犬種
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迷子になったダルメシアンが、地元消防署に助けを求め「やっぱり消防署か!」「ジョークみたい」と話題になりました。

なぜダルメシアンは”消防署のマスコット”になったのか

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image by By Firefighter Dayna Hilton – Own work, CC BY-SA 3.0 /wikipedia & https://flic.kr/p/8fgrmG /flickr

日本の消防署のマスコット言えば、キュータさん。赤いスーツは勇敢さと精悍さを表す赤いスーツに身を包み、右手の親指を立てて「災害は任せて」とアピールするあのキャラクタですね。

一方アメリカでは、消防署といえばダルメシアン。イベントに登場するのも、消火栓として地域を守るのも、みんなみんなダルメシアンなのです。ダルメシアンは1世紀以上にわたり、アメリカの人々に愛されてきました。

アメリカに渡る前のダルメシアンは、馬の良き伴走者として重用されていました。外敵から馬を守る能力もさることながら、社会的地位の象徴としても愛されていたのです。白い被毛に黒い斑点の優美なダルメシアンは1700年代初期のイギリス貴族の富の象徴でもありました。

その後、アメリカに渡ったダルメシアンは、消防団に活躍の場を見出します。警報が鳴ると消防署から飛び出し、吠え続けながら消防馬車に伴走しました。また、馬車と荷物を守る番犬の役割を果たし、消防活動に従事する人間たちのサポートをしました。サイレン付きの消防車が登場し、ダルメシアンの咆哮が必要なくなった後も、アメリカの人たちは彼らの献身を忘れずに、マスコットとして重用しているというわけです。

消防署に助けを求めたダルメシアン

ダルメシアン側も、消防署に並々ならぬ愛着と信頼を寄せているようです。2016年9月のフロリダで、道に迷ったダルメシアンが助けたを求めたのは、やはり消防署(the Hillsborough County Fire Rescue)だったのです。

20日の早朝2時30分、ダルメシアンが消防署の建物に飛び込んで来ました。犬は、署に戻る消防署の後を走って付いて来たということです

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犬は、IDもマイクロチップも装着しておらず身元は不明。しかしマナーは良く身体つきも良かったため、「飼い犬に違いない」と判断されました。そこで署員たちは犬を動画で撮影し、情報を求めるためにFacebook上に公開しました。おかげで飼い主はすぐに判明し、チコ(Chico、後に判明した犬の名前)は無事に飼い主との再会を果たすことができました。

先祖が活躍した記憶がDNAに刻まれていた…というわけではなく、夜中に走っていた車を追いかけた結果、辿り着いたのが消防署だったというのがオチなのでしょう。優しい署員を擁する消防署を選んだ判断は間違っていませんでした。

とはいえ運が悪ければ、身元不明のまま動物管理局に送られてしまってもおかしくはないケース。マイクロチップとIDは必ず装着しましょう、といういつものメッセージを、今日も忘れず送りします。

Screen capture from Hillsborough County Fire Rescue, Florida / Facebook

【イヌニュース】迷子のピットブル氏、学校に助けを求める | the WOOF イヌメディア

the WOOF専属ライター犬、ライチがお届けする世界の犬ニュース。今日はアメリカから、家を抜け出して帰れなくなったピットブルが、地元高校に助けを求めた結果、無事に家に戻ることができたというお話です。

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