the WOOF専属ライター犬、ライチがお届けする世界の犬ニュース。今日は台湾から、飼い主さんが所有するポルノコレクションを破壊し尽くしたサモエドのモモをご紹介します。
モモは台北市忠義に住む16ヶ月齢サモエドです。犬としては性成熟を迎えており、人間でいえば20歳くらい…とセックスに思うところがあったのでしょうか。ある日彼は飼い主のポルノコレクションを破壊することを決意しました。
それまでもモモは、イイコとは言えない犬でした。ラップトップPC、ドライヤー、引き出し、バイクのヘルメット…。モモは飼い主から、次々と大切なものを奪っていったのです。
そして次に肉球を伸ばしたのが、飼い主の鄭さんが集めてきたポルノDVDコレクションだったのです。鄭さんは18歳からかれこれ10年かけて、せっせとDVDを集めていたそうです。
全てをメチャクチャにしたのちも、反省なし。
モモは、道徳心から、あるいはポルノ中毒の飼い主を救うために破壊行為をした…ということはなく、おそらく退屈かストレスを抱えていたのでしょう。犬の破壊行為の原因の多くは、退屈や運動不足、飼い主のケア不足からのストレスです。子犬の場合はこれに、好奇心を満たす目的や歯の不快感を解消する目的が加わります。写真のモモの表情は、「ごめんね〜」でも「やってやったぜ〜」でもなく、「構ってくださ〜い」と言っているようにも思えます。
さて、せっかくのコレクションをめちゃくちゃにされた飼い主さんですが、特に怒ってはいないとのこと。「モモは本当にいたずらっ子なんだ」と飼い主さん。「口にしたプラスチックが彼女を傷つけなかったのは幸いだったよ」
まぁ最近はDVDがなくっても、オンラインでも見れますしね。PCがなくっても、スマートフォンがありますしね。
モモのように盛大な破壊行為が続く場合は、お散歩や運動を増やしたり、噛みごたえのあるオモチャを与えるなどを試してみましょう。破壊行為は経済的な損失だけでなく、閉塞などの事故にも繋がりますので、早い段階でやめさせるようにトレーニングをしましょうね〜。
h/t to Disapproving dog destroys owner’s collection of porn | Metro News
「僕、ぬいぐるみなんで自分では動かないんです」と主張するサモエド | the WOOF イヌメディア
シロクマ疑惑やぬいぐるみ疑惑が次々に出てくる犬といえばサモエド。 とにかくモフな真っ白被毛と、口角を上げる「サモエド・スマイル」で、人間たちを虜にしています。 北極圏の厳しい寒さでもへっちゃらなサモエドたち。