#配信済み 犬の好みも犬それぞれ。「犬は喜び庭かけまわり」が当てはまる犬もいれば、いつもと違う状況に大きな戸惑いをみせる犬もいます。
こんな感じでね。
なぜあの犬は雪に興奮するのか？
なぜ犬は雪に興奮するのか？という質問に、きっと犬は「楽しいから！」と返してくれることでしょう。ここでは「なぜ楽しいと感じるのか」について考えられる理由を3つ、まとめています。
周囲が全て”オモチャ”になる
犬は遊びが大好き。遊びに関しては変化を好み、新しいオモチャを好むと言われています。いつもと異なるフワフワした地面は、彼らにとっては新しいオモチャのようなもの。いつもと同じように走ったり蹴ったり、穴を掘ったりしても、普段とは全く異なる喜びが感じられるのでしょう。創造性のある犬は、雪を使っての新しい遊びすら、発明してしまいます。
いつもと異なる新鮮さがある
一面の銀世界は、視覚的外観だけでなく、触感や匂いも異なる世界です。慣れ親しんだ周辺環境は真っ白なフワフワで覆われますし、マーキングの匂いも違うものになります。雪に覆われた世界はいつもより静かで、声も違って聞こえます。新鮮な感覚世界の登場は、犬たちの周辺環境への関心をフレッシュなものにして、探索欲求に火をつけるのかもしれません。
冷たさが心地良い
犬の多くは暑さに弱く、寒さには強いもの。特に寒い地方が原産の犬にとって、雪は気持ちの良い冷たさで肌や毛皮を刺激します。
なぜあの犬は雪が苦手なのか？
しかし、すべての犬が雪を好む訳ではありません。中には新鮮な感覚やキリリとした冷たさを苦手と感じる犬もいます。
寒いのがイヤ
多くの人間の大人が共感できる理由です。犬によっては寒さや冷たさは苦手ということがあります。ハスキーやレトリバーなど寒い地域で繁殖してきた犬種は、ダブルコートで守られており雪で遊ぶのが大好きですが、温暖な地域が原産国である犬や、チワワのような小型犬、グレイハウンドのような薄いコートの犬は、寒さや雪が苦手です。
雪や氷を脅威に感じる
しっかりと降り積もった雪は、大きな犬や活発な犬にとっては愉快な遊びばですが、小さな犬には埋もれたり溺れたりの恐怖を感じさせるものなのかもしれません。また、ツルツルしたアイスバーンや氷の感覚は、次の一歩の踏み出しを躊躇させるに十分なほど嫌なものである可能性もあります。
体型によっては早く疲れてしまう
ダックスフントやバセット・ハウンドのような長い背中と短い足をもつタイプの犬は、雪の中で早く疲れてしまう傾向にあります。歩行が困難になるから雪は嫌い、というのはよく理解できる理由です。
高齢になり楽しさが失われた
高齢になると体温調節は困難になり、感覚器官に衰えも見え始めるため、それまでのようには雪に魅力を感じなくなるようです。また、関節痛などを患っている犬にとっては、冷たく湿り気のある雪は痛みを強くするだけのものです。
怪我や病気である
元気な若い犬でも痛みや不快感を抱える犬は、雪を避ける傾向があります。雪に対する反応が昨年と大きく異なったり、それまでは元気に遊んでいたのに急に嫌がるようになったのなら、なんらかの不調を抱えているのかもしれません。足裏に傷を負ったり、凍傷になってしまった場合など、急に雪や氷を嫌がるようになります。
犬の多くは雪やコンコンの中で喜び駆け回りますが、全ての犬がそうだという訳ではありません。雪遊びを試してみて、愛犬がそれを好まないようならば、可愛い我がコの意思を尊重して暖かいお家へ戻りましょう。
◼︎以下の資料を参考に執筆しました。
[1] Why Some Dogs Hate Snow – Scientific American Blog Network
[2] Why Do Dogs Love Snow? – Scientific American Blog Network
[3] Why Do Animals Love To Play In The Snow? | Popular Science
Featured image credit Ilya Barmin / Shutterstock
【それでいいのか？】雪があってもなくっても！ボディスライドにハマる陽気な犬たち | the WOOF イヌメディア
犬たちは雪が好き！好きな場所には身体をこすりつけたい彼らは、雪の上を転げ回るのも好き！ そして陽気な彼らは、「身一つボディスライド」もだーい好き。
