ほんの少しの間でも、犬を外に繋いで待たせるのは危険なもの。目を離した隙に連れ去られてしまうかもしれないし、誰かに乱暴されてしまうかもしれません。
しかし、心の弱い私たちは、「コーヒーを買うちょっとの間なら、きっときっと問題ないだろう」と言い聞かせ、係留という禁じ手を犯してしまうこともないとはいえません。「ごめんねごめんね」と言いながら、愛犬の無事を祈りながら…。
そんな心の弱い飼い主の味方になってくれそうなハイテクサービスが、米ニューヨークでサービスを開始します。”Dog Parkerはその名のとおり、犬の留め置くする場所。ただ、これまでの”駐犬場”とは異なり、ネット接続、ハイテクキーを使った施錠、そしてアプリ接続でウェブカムでの状況確認など様々な機能が付加されているものです。
犬は衛生的に管理された個室で、ゆったりと安全に人間家族を待つことができるというわけです。Dog Parkerには紫外線を使った表面の殺菌システムが搭載されており、次の犬が利用するまでにメンテナンスと清掃が行われます。
犬の飼い主の多くは、大切な4本脚の家族を外に置き去りにしておくことに、大きな不安と強い罪悪感を抱えるもの。ニューヨークは、犬の誘拐が多発している都市ですから、安全第一と考えるのであればお留守番を選択するしかありません。しかし一方で「犬のお散歩とピザのピックアップを一度に済ませてしまいたい」というのは、忙しい生活を送るニューヨーカーたちの希望でもありました。
利用のためには年会費25ドルと利用時間に応じた利用料(0.2ドル/1分)の支払いが必要。ブルックリン9箇所でベータテストを実施。今後90日間で、改良版100台を設置する予定だそうです。
ユニークな新サービス”Dog Parker”の情報は、Facebook、twitter、instagramでもチェックできます。
★トップ画像:テスターのティファニーさんとハスキーのルーイー Image credit Dog Parker
盗まれた愛犬が9年ぶりに帰宅〜飼育放棄のうえに捨てられた犬が家族との再会を果たす | the WOOF
米アリゾナ州で、9年前に盗まれたとみられるシー・ズーが無事に帰宅し、家族との再会を果たしました。 奇跡の生還を果たしたのは、15歳になるブラウニー(Brownie)。目は見えず耳も聞こえなくなっているブラウニーは、健康状態も非常に悪いとのこと。