犬のためのテレビ局”DOGTV”が中国に進出〜イヌ向け番組の配信はビジネス的に成功しているみたい

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犬のためのテレビ局が存在することをご存知ですか?

冗談ではなく、本当に犬のための番組を流している局が存在するのです。イスラエルで2009年にサービスを開始したDOGTVがそれ。現在、日本を含む多くの国で視聴が可能です。

このワンコ注目のDOGTVが、中国したそうですよ〜。


DOGTVは7月8日、国際的ネットワークをさらに広げ、中国での放送を開始すると発表しました。中国ではチャイナ・テレコムが配信元になるようです。これで、アメリカ、日本、ヨーロッパ各国などの22のプラットフォームで視聴が可能になります。

すでに上海では放送を開始。費用は月額29人民元に設定されています。チャイナ・テレコムは視聴可能地域を広げる計画で、間もなく、江蘇省や湖南省など中国各地での視聴できるようになるということです。

中国といえば、その人口の多さなどから今後も成長が期待される市場です。ペット業界も中国市場に対する期待はとても高く、多くの企業が新規参入をしています。なんといっても犬の飼育数は2700万頭で、その数は世界第3位をマークするほどの多さですからね[1]


iPadでDOGTVをご覧になるみなさん / YouTube

「上海のペットを飼っているご家庭に楽しさとリラックス効果のあるコンテンツがお届けできることを嬉しく思っています」とDOGTVのCEOであるニューマン氏(Gilad Neumann)は語っています。「サービスやネットワークを拡充することで、多くのご家庭では、飼い犬をお留守番の時でも機嫌よく退屈させない過ごさせることができるでしょう」

まるで冗談のように聞こえるDOGTVですが、番組は研究者たちの協力のもと、科学的な根拠をもとにつくられています。配信される番組は「リラクゼーション」「アクティブ(stimulation)」「教育(stimulation)」の3つのカテゴリーから構成され、犬の視覚や聴覚、さらには生活サイクルに合わせて編成されているのです[2]。犬の日課にバランスよく取り入れられ、かつ留守番や移動時のストレスや不安を解消できるような内容が、24時間視聴できるようになっています。


日本では、ひかりTVで視聴が可能。「人が見ても癒される」という宣伝文句のように、なんだかちょっと面白そう。DOGTVのWebページからは、オンラインでの視聴も申し込めるようです。

お留守番のときに観せてあげたいような気もしますが、導入するならば、ワンコが本当に観ているかを見張っていたい気もします。
 

h/t to DOGTV Announces Expansion to China, 翻訳:Chiwa


[1] Chinese Pet Food Full of Potential, With Competition Set to Increase – Analyst Insight from Euromonitor International
[2] 株式会社NTTぷらら|インフォメーション

 
Featured image by Javier Brosch / Shutterstock

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