行方不明となっていたハワイ在住の女性2人と犬2匹が、アメリカ海軍に救助されました。エンジントラブルから約5ヶ月後の10月25日、米海軍により救出されました。
「地平線の端に灰色のボートが見3たとき、ようやく救助されると心が踊りました」と語ったのは、救助されたジェニファー・アペル(Jennifer Appel)さん。「24時間以内に死ぬだろうって、本気で思っていたんです」
アペルさんが友人タシャ・フイアヴァ(Tasha Fuiava)とオアフ島からタヒチへと出発したのは5月23日のこと。2,600マイル離れたタヒチまでは、通常なら1ヶ月で到着できるルートをたどる予定でした。しかし、マストの一部破損やエンジントラブル、さらには通信機器も重なり、予定は遅れルートを外れる事態に陥ったのです。
5ヶ月の漂流期間には、他の船を見かけることもありました。しかし、救出を求める無線は届きませんでした。執拗なタイガーの攻撃は2回もありました。犬が海に引き摺り込まれないように、船室の床で息を潜めていたそうです。「私たちの船がサメの猛攻に耐えられるほど強かったのは、信じられないほどの幸運でした」
彼女たちを支えたのは、浄水器と1年分の食料(オートミール、パスタ、その他の乾燥食品)、そして忘れてはならないのが2匹の犬の存在です。ゼウスとバレンタインの2匹は、常に2人に寄り添い、心の支えとなりました。
2人と2匹は10月24日、日本の南東約900マイルで台湾の漁船で発見され、25日に米海軍に救助されました。ただし陸に上がるのはもう少し後になりそうです。海軍が寄港を予定している次の港までは、海の旅を続けなければならないからです。辛い経験をした2人ですが非常に元気で、海の旅への愛情と情熱は失われていないということです。
「私たちはいつかは死ぬわけだから」とアペルさん。「楽しいと思えることをした方がいい」
h/t to Two American Women Rescued After Five Months at Sea – NBC
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