愛犬をプロに預ける〜家族や友人よりプロシッターを選ぶべきはこんなとき

暮らし
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旅行であれ、仕事であれ、愛犬を残して旅に出るのは、とても心配なものですよね。離れている時間が長ければ長いほど、我がコへの恋慕と心配は募っていくものです。

こんな時、助けになってくれるのは信頼できる家族や友人ですが、専門家の力に頼った方が良いときもあります。

犬のプロにお任せすべき理由


スクールならお友達との交流もあるかも image by Yelp Inc. / Flickr

よく犬がお泊まりをする家族や友人のお宅なら、安心して預けることができるでしょう。しかし、親密なお付き合いする先があったとしても、プロを選んだ方が良いときはあるのです。以下のように「詳細な指示が必要で、これを厳格に守って欲しい場合」には、プロにお任せした方が良いでしょう。

・愛犬に特別なケアが必要なとき

愛犬が幼犬や老犬、または病気の場合は、緊急時の対処を知るプロにお任せした方が良いでしょう。病院の併設ホテルや、資格や経験のあるシッターさんなら、特別な食事のルールを厳格に守り、必要なケアにも対処してくれます。

・厳格なトレーニング中である場合

家でのルールを教えている最中なら、トレーナーで預かりをしているところ、あるいはドッグシッターを選択すると良いでしょう。可愛い犬に「ダメ!」というのは、犬の飼い主ではない人には難しいもので、「まぁ一度くらいは」「ちょっとだけなら」「今は特別だから」と言って許してしまうことがしばしばです。預け先の優しさは、数ヶ月のあなた(と愛犬)の努力を無にしてしまう恐れもあります。

・十分な愛情とケアを与えて欲しい場合

エネルギーが有り余るたくさんの運動が必要なワンコも、プロにお任せした方が良さそうです。犬に対する愛情とお世話は、人間に対するそれと異なるものです。一緒にアニメを観ることでは満足しないワンコには、たくさんの遊びと賞賛が必要です。エネルギーを消耗させるほどに十分に外遊びをさせてあげられるのは、やはりプロではないでしょうか。

・愛犬が誘惑に弱い場合

愛犬がヤンチャな子犬だったり、誘惑に弱いイタズラ犬だったりする場合は、ドッグフレンドリーな環境が確保されているペットホテルなどの利用を検討すべきです。犬を飼っていない人の家は、蓋のないゴミ箱を使用していたり、キッチンカウンターに危険なものが放置されていることもあります。この状況は、飼い主でない人にとっては普通のことかもしれませんが、飼い主にとっては悪夢のようなものです(そしてイタズラ犬にとっては天国です)。犬が事故を起こすか否かの賭けをするのはやめにして、プロの手に委ねましょう。

・愛犬がドアから飛び出すタイプの犬の場合

動物を飼っていない人は、ドアを普通に開けます。大事なことなのでもう一度言いますが、普通に開けます。あなたの家にあるようなペットドアは設置されていませんし、あなたがするように慎重にドアを開けることも、犬の目を見ながら後ずさりすることもありません。犬たちに脱走のチャンスを与えたくないのなら、何重にもトラップが仕掛けられているホテルか、慎重にドアを開けるシッターを選びましょう。

家族に預ける場合の”完璧なメモ”とは


image by Tommy‏ (@TommyRivers) / Twitter

さて、そうは言ってもいつもいつもプロにお任せできるとは限りません。時には家族や友人に、愛犬のお世話をお願いすることもあるでしょう。そんなときはこちらの記事↓を参考に、申し送り用のメモを準備して渡してください。

日頃からの準備やトレーニングが大切! 安心してワンコを預ける為のポイント | the WOOF イヌメディア

さて、ここからはちょっと軽い話題に転換。最近、最近、Twitterではこんな”指示書”と”
世界一美しい女の子”であるポメラニアンのペッパー(Pepper the most Beautiful Girl in the world)が話題になりました。

ペッパーがどんなお世話をされてきたかが一目でわかるこのメモの作成者は、投稿者トミーさん(@TommyRivers) の叔母様です。フォントの使い方やレイアウトから、叔母様の性格とペッパーさんのお嬢様っぷりが伝わってきます。

メモには食事、オヤツ、プレイタイムの指示のほか、好きなことやNG項目(怒鳴る、叩く、蹴る、脱走させる、嫌う)などが記載されています。また、毎日写真を送ることと、FaceTimeでの連絡も義務付けられています。トミーさんは(このメモをおもしろがったけれど)厳しいルールをきっちり守り、お嬢様のおやすみ時にはパジャマを着せていつものようにベッドで休ませたということです(上の写真)。

預ける際の”完璧なメモ”は、預け先や犬によっても異なりますが、家族にお任せする場合なら、こんな風にちょっと笑い成分を入れておくのも良いのかもしれません。


いっときも離れたくない愛犬ですから、信頼できる相手にお任せしたいものですよね。安心、信頼それらに加え、あなたの犬への愛をわかってくれる人を選ぶこともポイントです。

Featured image credit Ralph Daily / Flickr

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