忠実な小さな犬は、毒を持つコブラから飼い主を助けるため、自らの身を投げ出しました。
「スパイクは、私の命を救ったヒーローです」と語るのは、飼い主のルイーズさん。10歳になるヨークシャーテリアのスパイク(Spike)は、南アフリカの自宅裏庭に現れたコブラを迷うことなく攻撃し、ルイーズさんを守り抜きました。
コブラが侵入したその時、ルイーズさんは電話での会話に夢中になっており、徐々に接近する爬虫類の存在には全く気づいていませんでした。しかし忠犬スパイクは、忍び寄る毒蛇を見逃すことはありませんでした。蛇に素早く飛びかかり、力を入れて噛み殺したのです。
「毒蛇の攻撃から私を守ってくれたスパイクはヒーローです。蛇はすぐそこまで近づいていたから、スパイクが飛びかかり首を掴まなければ、私も噛まれていたでしょう。隣に助けを求めて戻ってきた時にはコブラは死んでいました」
しかしこのときスパイクも、致命傷を負っていました。コブラがスパイクをひと噛みしたのです。
忠実な犬は30分後、虹の橋を渡りました。
犠牲となったのはスパイクだけではありませんでした。コブラはその場所にいたもう1匹の犬、プリンセス(Prinses)お毒牙にかけていたのです。プリンセスはスパイクの後を追うように、この世を去りました。
1歳の年に道で拾われ、9年間を家族と共に過ごして来たスパイクの死に、家族は打ちのめされています。「スパイクは、今まで飼った犬の中でも最も近しい存在でした」とルイーズさん。「彼の声を聞きたい。そこにいてくれるってわかるから」
「彼は、私のことをいつも守ってくれようとしていました。でも、まさかあの小さな可愛い犬が、私の命を守ってくれるとは想像もしていませんでした」
Featured image credit Tiny 10-Year-Old Dog Sacrifices His Own Life To Save His Human In Final Act Of Bravery
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