本日ご紹介するのはウルフドッグ、すなわちイヌとオオカミの交雑犬。かわいい笑顔を見せてくれるこのコは、飼育放棄されたとみられる保護ウルフドッグです。森の中で一匹でさまよっていたところ、保護されたワンコなのです。
ひっくり返ってお腹をペロリ。ナデナデしてもらうと、嬉しくてハァハァ、脚がパタパタ。とっても嬉しそうにしているのは、ウルフドッグのラコミ(Lakomi)。狼との交配種であるためその性質を受け継いでおり、飼い主には懐くがそれ以外を非常に警戒するというコも多いそう。それだけに、お世話やしつけは十分な経験をもってしても難しいと言います。
飼い主には懐くとの評判通り、お腹をナデナデされたラコミは、これ以上ないってほどに飼い主さんにデレデレです。穏やかな表情は子犬っぽさすら感じられます。でも、投稿者であり保護者であるサラさん(Sarah and the Wolves)は、森でさまよってた頃のラコミが”社会化は難しいと言われていた”とコメントしています。
森でさまよっていたラコミは、当時推定8か月齢。ハーネスをつけていたことから、どこかで誰かに飼育されていたことが明らかだったそう。当時はラコミの成長期。ハーネスは大きくなったラコミの身体に食い込み、外すためには数時間の手術が必要でした。
「狂っているのではないか」とまで言われていた、凶暴だったラコミ。身体を触らせてもらうまでに約2ヶ月を要したそうです。でも、一旦心を許した後は、遊び好きで可愛らしい姿を見せてくれるようになったのだとか。
彼女の愛らしい姿を見たサラさんは、「(ラコミに会えたことは)私の人生で最も素晴らしいことの一つ」と語っています。ラコミの可愛らしい表情は、私たちに”許すこと”の素晴らしさを教えてくれているようにも感じます。
Screen capture from A very happy wolf / YouTube
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