元保護犬のバートと鳥のロージーは大の仲良し。ロージーはバートのために、素敵な歌を歌ってあげたり、お食事の時は話しかけたりします。

美しい歌を聞きながらのお食事とは、優雅ではありませんか。素敵〜。

さて、とはいえ犬と他の動物とが一緒に暮らすのは、時には非常に大きなリスクを伴うもの。犬には「獲物を追いかけたい」という本能があり、犬種によってはそうした性質が強くなるよう意図されたものもありますので注意が必要です。悪意を持たない犬であっても、自然の衝動から家族である小動物を殺傷することもあるのです。

猫とうまくやっていけない犬種 | the WOOF

バートとロージーの飼い主さんはそのことをよく理解して、初めの数ヶ月は彼らを自由に行動させることはなかったそうです。何度かお見合いの機会は持ったものの、お散歩の時のバートが鳥を追いかける様子を見ていたこと、そして鳥のロージーが「犬」に近づけなかったので、放し飼いをすることはありませんでした。

しかしある日、飼い主さんはロージーのケージのドアを開け放したまま外出してしまいます。家に帰って”ロージーのお迎え”がないことに気づいた彼女は、「ロージーを殺してしまった！」と思ったそう。バートがロージーを攻撃したのだと考えたのです。実際にはそのような悲劇は起こらず、幸いにも2匹に問題はなく、どちらも無事でした。

犬によっては他の種とうまくやっていけないコもいれば、慣れるのに時間がかかるコもいます。犬種の歴史や性質を学び、動物たちに「無理強い」をしないことはとても重要です。

Featured image credit Rosie the bird calling to Bart while he eats / YouTube