日本でつくられた犬コマーシャルの中でいえば、出色の出来栄えじゃない?
TOYOTA DOGサークルのページによれば、「主人公は一人娘をもつお父さん。娘が家を離れた寂しさから、次第に元気をなくしてしまい・・・」というストーリー。なんといっても車(新型シエンタ)の宣伝用動画ですから、「最後にクルマでお出かけすんでしょ〜」と、オチは容易に想像がつくのですけれど。でも。
でも、最後まで観て、ちょっと泣いた。
泣きの要因は、最後までみてわかる動画の本当の意味。ご丁寧に「エンディングで明かされる仕掛けにも、ご注目ください」って書いてあったのですが、あまりにワンコが可愛いからそっちに気をとられてしまって、3回くらい観ても全然わかんなかったです。わたしのような人のために、ヒントを教えておきます。「お父さんのセリフ」ですヨロシク。
ついでにシエンタのご紹介をしておくと、とにかくスモールなんですねこの車。にもかかわらず、7人乗り。何を思って7人乗りにしたのかはよくわからぬのですが、何やら荷物が多くなってしまう犬を連れてのお出かけにはピッタリのような気もします。安全のためにクレートを設置するスペースありありみたいです。そんでデザイン可愛いです。愛犬と二人きりになったお父さんが寂しそうに乗っていたら、可愛くてちょっと惚れる。
でもさ〜、お出かけはいいけど、楽しくたってワンコってすぐに忘れちゃうんでしょ?って方。そのとおり。ワンコは人間のように日々の出来事をを過去に結びつけて記憶するつくりにはなっていないようで、すぐに忘れちゃうんですよ〜。え!それじゃあお出かけしても無駄?ってことはありません。研究で2分しか保たないといわれている記憶は、いわゆる短期記憶のコト。人間と同じように「長期記憶(ほぼ永続的な記憶)」もあるそうで、大好きな飼い主さんや楽しかったお出かけのことはワンコたちの記憶にもしっかりと刻まれているのです(たぶん、きっと!)。
だからたくさんお出かけして、楽しい思い出をいっぱいつくってくださいね♪