アジリティといえば、犬と飼い主が息を合わせてハードルやトンネルなどの障害をクリアする、いわば犬の障害物競争とも言える競技。大きな大会になると、選び抜かれたスーパードッグたちが日頃の訓練の成果を競う激戦が繰り広げられます。
ボーダー・コリーの大活躍は、目にしたことがある方も多いかもしれません。では、マスティフならどうでしょう? 正直、私も初めて見ました。アジリティに挑戦するマスティフを…。
大型でパワフルな印象のあるマスティフ。大型すぎて、飛んだり潜ったりすることが必要なアジリティは苦手だろうなぁと思って見ていたら、案外と華麗にこなしていました。
ちょっと華麗すぎる、というか、マイペース過ぎるという気もしますが、優しく穏やかなマスティフらしさが出ているとも言えますね!
かつてはコロセウム競技場で闘犬として使われていたマスティフ。その後も警護やオオカミ狩り、クマいじめ(?)、牛攻めなど、強靭な身体を生かしたお仕事に引っ張りだこだったそうです[1]。そんな優秀で勇猛果敢なマスティフにとって、ハードルやタイヤなどの障害など敵ではないのでしょう。ゆったりと「ぴょん」「トコトコトコ」「ぴょん」といった具合に優雅にこなしていきます。
マスティフ選手の華麗な演技に、会場の観客も大盛り上がり。途中で時間切れのブザーが鳴ってしまいましたが、もうそんなことはどうでも良いカンジ。最後までやりきったマスティフ選手でした。
◼︎以下の資料を参考に執筆しました。
[1] デズモンドモリス, & 大木卓(監修). (2007). デズモンド・モリスの犬種辞典. 誠文堂新光社.
Featured image from Mastiff Competing At Dog Agility / YouTube
奴がやりました、僕わるくない〜問い詰められて仲間を売ってしまったブルマスティフ | the WOOF
トラブルには巻き込まれたくないものですよね。もしそのトラブルの元が、仲の良い同居犬だったとしても・・・。 トイレットペーパーが散乱する室内。身体にペーパーを巻きつけたフレンチ・ブルドッグが一匹…と、犯犬は明らかであるような気もしますが、そこは優しい(?)飼い主さん。事実関係を確認します。