この結末は衝撃か、あるいは「飼い主あるある」か…。
犬の飼い主なら最後まで見て、「アァァァ」と声を上げてしまうこと間違いなしの動画です。いたずら大好きな飼い主さんが、パグ氏に見つからないように大きな布の下に隠れてオモチャを「キュッ、キュッ」と鳴らします。
捜索があまり得意ではない様子のパグ氏。隠れ場所に近づいても、飼い主さんを見つけられない。ウムムムと思ったのか、ウムムム〜と…。
「ニンゲンに勝利した」結末については動画を見ていただくとして、「隠れんぼでは大敗した」という結果をどう見るかという話をちょっとしておきます。ハンガリーで行われた調査では、いわゆる’鼻ぺちゃ犬’、すなわちパグやブルドッグなどの短頭種は嗅覚がやや劣るという結果が出ています[1]。鼻腔狭窄で鼻づまりしやすいことや、匂い情報が集められる嗅球の位置が異なっているなど、’鼻ぺちゃ’であるが故に嗅覚が劣るのではないかと推察されているようです。
ちなみに我が家の愛犬も、隠れんぼで鬼を見つけることや、嗅覚を使った探索はあまり得意ではない模様。パピーの頃には家族が別の部屋に行ってしまうと「一人にされた!」と動揺してしまい、大騒ぎしてしまうことがよくありました。動画の結果に近いことも、あったなぁ(遠い目)。
飼い主さんなら、「アァァァ」ですよね。
◼︎以下の資料を参考に執筆しました。
[1] Polgár, Z., Kinnunen, M., Újváry, D., Miklósi, Á., & Gácsi, M. (2016). A Test of Canine Olfactory Capacity: Comparing Various Dog Breeds and Wolves in a Natural Detection Task. PloS one, 11(5), e0154087.
Featured image credit Reinis Ivanovs / Flickr
良い子に見せかけてアアアァ!子犬育ての大変さを教えてくれるニューファンドランド【動画】 | the WOOF
チョコレート色の被毛をした子犬さんです。あどけない表情ながら、「こりゃー、デカくなるなぁ」という予想が容易にできる、体格のしっかりしたワンコさん。 それもそのはず、このコはニューファンドランド。「抱き心地の良い大きなクマのような犬」と評される大型犬です。成犬になると体重は約60kg、体高は約70cmほどになるそうです。