犬と人間の熱い絆!〜懸垂下降の訓練でハンドラーの足にしがみつく警察犬ニコ

お仕事ワンコ
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バンクーバー警察で働くK9「ニコ」の、訓練時の写真が話題になっています。

写真はバンクーバー警察がFacebookに投稿したもの。ニコ(Niko、5歳)にとっては初めての、5階の高さから行う懸垂下降の訓練だったそうです。全身ハーネスを装着した、安全が確保されている状態での訓練とはいえ、5階の高さからの降下は恐ろしかったのでしょう。ハンドラーさんの足によじ登っているところを「パチリ」されてしまいました。

懸垂下降とは、ロープ(ザイル)を使って高所から下降する方法のこと。Wikipediaによれば「軍事活動のヘリボーンや救助においては、ヘリコプターが着陸できない状況下にてホバリング中のヘリコプターなどから降りる際、またはCQBにおいて、建物屋上から内部に進入する際にも用いられる」ものなのだとか。これがバンクーバー警察での訓練メニューに含まれているということなのですね。

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バンクーバー警察のK9たちは防弾ベストを着用 image by The Vancouver Police Department

もちろん、いきなり難易度の高い訓練を行うわけではありません。犬たちは段階を踏んで、様々なタスクを完遂するスキルを習得するのだそう。たとえばこの懸垂下降の訓練でも、はじめは低いところから行い、どんどん高いところからの下降にすすんでいくのだといいます。

訓練がすすみ5階の高さから降りることになったニコ。下降をはじめたときは「ぜーんぜん平気」という様子だった彼は、3分の1ほど降りたところでハンドラーの足にまとわりつきはじめたそうです。しかし地上に降りたらもうへっちゃら♪ その後の訓練も問題なくすすんだとのことです。

訓練を終えたニコは、ハンドラーさんからのお褒めの言葉を受け、「ひっぱりっこ遊び」を楽しんだのだとか。こうした日々の信頼の積み重ねがあるからこそ、ニコがハンドラーさんのことを頼りにできるんですね。可愛い写真で笑っちゃたけど、彼らの絆の強さに熱いものがこみ上げてきちゃいます。

Featured image from Vancouver Police Department / Facebook

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