音楽に身を任せ、頭を上下させてリズムを取るのは、ジャーマン・シェパードのナナ嬢(Nana)。
ビートに合わせて首をフリフリ。音の刻みが早くなると、首の振りも細かくなってきて「おぉ、このコはヒップホップの真髄を理解しているのではないか!?」と思えてきます。
前脚の動きはスクラッチ(手でレコードを操作して音を反復させたりリズムを刻むこと)の動きだろうか。すごい、すごいぞナナちゃん!
…と言いたいところですが、やっぱりイヌたちをノリノリにしているのは、音楽ではなく美味しいオヤツ。動画の最初と最後の方に、謎の答えっぽいシーンが収められています。
さて、非常に賢くとっても可愛いジャーマン・シェパードは、比較的”歌う”ことが好きな犬。声を出すことにかけては、なかなかの才能を有しています。興奮した時、喜んだ時、ストレスを感じた時、注意を喚起したい時、食べ物が欲しい時など、様々な状況下で吠えることがあります。吠えることが必要な仕事にはぴったりですが、家庭犬として育てるのならトレーニングは必要です。
一緒にトレーニングを楽しんだり、一緒できる仕事をこなしたり。共に何かを成し遂げようとする飼い主さんなら、共に素敵なビートを刻むことができる犬。それが、ジャーマン・シェパード・ドッグです。
Screen capture from Nana The Rap Dog / YouTube
【犬と音楽】違いがわかるゴールデンは、大好きなオペラの一曲(の一節)を歌い上げる | the WOOF イヌメディア
「うちの愛犬、音楽が好きなんだよね」と言う人は、案外少なくありません。音楽に合わせて身体を揺すったり、吠え声をあげてみたり、中には楽器の’演奏’をするコもいるわけですから、中には本当に音楽好きなワンコがいるのかもしれません。