ジャーマン・シェパードといえば、末は警察犬か探索犬という、エリートお仕事犬のイメージが強い犬種。非常に利発で聡明、そして命令には絶対に従おうとする忠実さを兼ね備えたワンコたちです。
そうした気質は子犬も変わりがないようです。とにかくお仕事大好きなジャーマン・シェパードのパピーは、新聞配達業務から素晴らしいキャリアをスタートさせます。
持って来ました!ドア開けてくださいっ!
新聞をどうにかこうにか口に咥え、ミッションは成功…と思いきや、家のドアが閉まっているではないか!
そこで諦めてはエリート犬の血が許さないのでしょうか、クーンクーント鳴き声をあげつつドアの前でお座りし、ドアが開くのを待ち続けるのです。この犬種が持つ、知性の高さと忍耐強さが垣間見える動画ですね。
運びにくい”縦咥え”でも、なんとか上手に運びます
こちらのご家庭、お庭が広いせいか家から郵便受けまでかなりの距離がありますね。これは是非とも新聞配達犬を育成して、頑張ってもらいたいところ。動画に登場するパピーはまだまだおチビ。新聞を縦に咥えてしまうと、地面についてしまうほどの体高しかありません。
途中で道を外れたり、新聞を落としてしまったりと困難に見舞われますが、なんとかゴールにたどり着いたようです。それにしてもデカそうな家だな。
車が怖い、階段が怖い…でも上手に運べるもん!
大きな音を立てて通り過ぎるトラックに腰が引け、目の前に見える階段を避け…と若干ビビりがちではありますが、ミッションは完璧に遂行できたパピーです。13週齢のF- Duke vom Haus Morrissonくんは由緒正しき犬舎の出身で、チャンピオン犬を両親に持つ将来が期待される犬なのだそうです。
1軒屋などでは、新聞を取ってくるお仕事をトレーニングとして使うご家庭は少なくないようです。ただ、食いしん坊ワンコだと「新聞を取ってきたらオヤツがもらえる!」と覚えてしまい、ご近所中の新聞を取ってきてしまうこともあるらしく、注意が必要です。
Featured image credit Puppy delivering newspaper — struggles / YouTube
海で行方不明になったジャーマン・シェパードの子犬、5週間後に無事生還を果たす | the WOOF
釣り船から海に落ちてしまった子犬が、生きて飼い主との再会を果たしました。行方不明になっていた期間は、なんと5週間。飼い主さんが「死んでしまった」と諦めていたところでの、奇跡の再会です。