ピットブル(アメリカン・ピット・ブル・テリア)といえば、スタッフォードシャー・ブル・テリアからから闘犬用に改良された犬種。筋肉質で噛む力が強いこと、そしてちょっと強面の容姿から、「怖そう」「噛まれそう」というイメージを持つ人は少なくありません。
力の強さや高い身体能力を持つ彼らをコントロールするためには、適切なトレーニングと相当の運動が必要で、かなりの覚悟を持って飼う必要があります。ただ、しっかりしつけができれば実に忠実で穏やかなワンコであり、アメリカなどでは結構人気があるのです。
さて、今回ご紹介するのはピットブルとアメリカン・スタッフォードシャー・テリアのミックスである保護犬のレッド(Redd、5歳)。現在は一時的に預かりさんの元で暮らしています。
身体は大きいけれど、とても心優しいレッド。現在の預かりさんにもとても愛され、家族ともとても仲良く暮らしているのだそう。ただ一人の例外を除いて…。ただ一人、でなく一匹の怖い先輩、それはニャンコ先輩。
気遣いの犬レッドは、廊下近くの箱ベッドで寝ているニャンコ先輩を起こさないよう、つま先立ちでソロリソロリと歩くのでした。
それほどまでにニャンコ先輩が怖いのか、それともレッドが気を遣いすぎているのか、その辺りの事情はちょっとわかりません。わかりませんが、可愛らしさと気遣いの凄さにちょっと泣けます。
とにかく、ニャンコ先輩が目を覚まさなかったことを祈るばかりです。
Featured image credit Pound Hounds Res-Q / Shutterstock
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