世界で活躍するワンコにスポットを当てる【いぬ探訪】。本日は、みんなの笑顔を見るのが何よりも好き!というセラピー・ドッグ・ユニットの”Super Dog Max”にスポットを当てます。
元気を運ぶセラピー・ドッグの2匹
フロリダ州タンパを拠点に活躍する”スーパー・ドッグ・マックス(Super Dog Max)。メンバーはスタンダード・プードルのマックス(Max, 2009年生まれ)とルビー(Ruby, 2015年生まれ)、そして飼い主兼トレイナーのゴードン氏のお3方。マックスは2010年から、ルビーは2016年から、セラピー・ドッグとしてのボランティア活動を行っています。一人と2匹は、週に40時間超をボランティア活動に充てているということです。
彼らは、訓練されて資格を得たサービス・ドッグ(日本で言うところの介助犬)兼セラピー・ドッグ。しかし最近の活動はどちらかといえば”俳優犬”みたいなものだと、マックスたちは語っています。学校や病院、そして人の集まるところに出向いてパフォーマンスを楽しんでもらうのが主なお仕事。みんなに笑顔をもたらすことがとっても好きなんだと、本犬たちは語っています。
世界中の人が笑顔になり、人生を楽しんでくれるなら、何だってするよ!
ポーズをとるのもお手の物
写真を見るとよくわかるのですが、スーパー・ドッグ・マックスの写真や動画のセッティングは、どれも非常に凝った作りになっています。企画を考え、場所を探し、機材などを揃え、許可を取るなどして、とても丁寧に作り込むのだとゴードン氏は語ります。これらは全て彼らのポケットマネーから賄われているのだというから驚きです。
唯一の、そして最大の救いは、主役のマックスたちがとっても優秀であること。彼らは出来るコマンドをたくさん持っていて、どんなポーズだって2-3分のうちにできてしまうのだそうです。フラッシュや大きな音だって全然平気!というプロ意識の高いワンコたちなのです。
コツは、「嫌だと思う時には、しない」ということでしょうか。小さな頃からトレーニングを積んできた彼らですが、一貫して”正の強化(Positive reinforcement)”の手法の訓練を継続しているということです。パフォーマンスの時も、やりたくない時にやりたくないことを強要されることはありません。しかし、みんなの笑顔が大好きなワンコたちですから、ゴードン氏曰く「(パフォーマンス時間の)98%は楽しんでいる」のだそうです。自主性を尊重してもらえると、犬たちだってやる気がモリモリ湧いてくるんですね。
ワンコたちが楽しむことをしよう
「マックスやルビーのパフォーマンスを真似ることはしないようにね。無理な動きは、怪我や事故につながります。獣医師や経験のあるプロのトレーナーに相談しながら訓練を行いましょう」とゴードン氏。まさか車の運転をさせようと思う人はいないと思いますが、背筋を伸ばして椅子に座らせることだって犬にとっては無理な動きですからね。
ユニークなお写真は、犬たちが勝手に変なポーズをとった瞬間を狙ってパシャリ!して、無理はさせないように。ライチからのお願いです。
※ 転載した写真は全て© Super Dog Max。全て掲載許可をいただいています。Mr. Gordon, thank you very much!
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