パイナップル〜栄養価豊富なデザート、ただし少量に抑えよう

食・フード
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南国気分に浸らせてくれる甘い果物、パイナップル。適切に少量を与えるぶんには、犬にとっても安全なオヤツになります。

パイナップルに含まれる栄養素

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image by Pineapple Supply Co. / unsplash

新鮮で熟した生のパイナップルには、ビタミンB1、B6、葉酸、パントテン酸の他、ビタミンCを豊富に含んでいます。またカリウム、マグネシウムに加え、銅とマンガンも豊富に含まれています。人間にとっても犬にとっても、栄養価の豊富なデザートと言って良いでしょう。

ビタミンB1は糖質代謝に、B6、葉酸、パントテン酸はアミノ酸代謝に効果を発揮します。大量に含まれるビタミンCは、犬が身体の中で生成できるため健康な犬には特に必要はありませんが、高齢の犬などその能力が弱まるため、補ってあげると良いでしょう。

生のパイナップルに含まれるブロメライン(bromelain)は、消化器系と連携して効果的かつ効果的にタンパク質を分解すると言われています。犬への効果はわかっていませんが、動物試験のレベルではガン細胞の増殖が抑制されるという結果もあります[2]

どのくらいの量をどのくらい与えたらいいの?

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image by Rusty Clark ~ 100K Photos / Flickr

週に数回ほど、一回に与える量は少量に抑えて与えましょう。目安は健康な5kgの犬で30g程度です。

パイナップルの皮と芯は除去しましょう。非常に硬く、飲みこんだら消化はできず、閉塞の原因になります。柔らかくて美味しい実の部分だけ与えましょう。

パイナップルは概ね安全な果物ですが、他の食べ物と同様に、犬の体質や体調によってはアレルギーや下痢などの症状が現れることがあります。最初はほんの一切れだけお試しとして与え、問題ないようなら数日後に与えてみましょう。

パイナップルを与える際のリスク

パイナップルの大量摂取は、犬の消化器系に悪影響を及ぼす恐れがあります。生のパイナップルに含まれる食物繊維と糖分が胃腸を刺激し、不快感を与えたり、下痢や嘔吐を引き起こしたりするのです。

硬い皮や芯は、窒息や閉塞の原因になります。与えないように、そして(特に蓋なしの)ゴミ箱に放置しないよう注意しましょう。

缶詰のパイナップルは避けるべき代物です。缶詰の果物のシロップには多量の砂糖が含まれるため、消化器系の問題の原因になるほか、肥満などの原因にもなりえます。砂糖を加えない生のパイナップルを絞ったジュースは問題ありません。

パイナップルは食糞防止に効果があるのか?

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image by Rob Wingate / unsplash

食糞問題を抱えた飼い主が試す家庭療法の一つに「パイナップルを与える」というものがあります。犬に食べさせたパイナップルが消化を経ると、糞の臭いが不快になり、味も悲惨なものになるから犬が食べ控えをする…というのがまことしやかに伝えられる理由ですが、パイナップルにそうした効果はないそうです[3]

糞がひどい臭いを発していたら、別の病気を疑った方が良いですし、食糞を止めるためには別の方法を試した方が良いでしょう。いずれにせよ、獣医師に相談してみてください。

◼︎以下の資料を参考に執筆しました。
[1] Can Dogs Eat Pineapple? – American Kennel Club
[2] パイナップル – 野菜・果物の健康維持機能に関する研究動向 | v350f200.com
[3] Why Do Dogs Eat Poop? How I’ve Dealt with Coprophagia

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