チト(Chito)はメキシコに住むダックスフントで、カブレラ家の警備犬として、ご近所の動向に目を光らせる仕事をしています。
毎日まいにち、家の近くに接近する者を、鋭い目で見張るチト。小さな犬はとても熱心に、自宅警備の仕事に打ち込みます。
その理由は、「やりがい」でも「仕事への情熱」でもなく、「パン」にありました。パン。そう、あの食べるパンです。
飼い主のカブレラさんは、自宅に設置した防犯カメラの映像から、チトと地元のパン屋さんの癒着の証拠を発見してしまったのです。映像には、パン屋さんがチトに秘密の食事を手渡しているところが、くっきりと記録されていました。
ふたりの慣れた様子から、これが一度限りの取引でないことが見てとれます。この追加の食事が、チトのお腹まわりについているお肉の一要因であることも、容易に想像ができます。
映像を見たカブレラさんはthe DODOにこう語っています。「(映像は)驚くものではありませんでした。チトは、食べ物のためなら人をも騙しますからね」
「私のママに食事が済んでいないと信じさせて、しょっちゅう2回目の食事をもらっていますからね」
真実が明らかになった後も、カブレラさんは彼らの”取引”を邪魔するつもりはないそうです。幸いなことに、チトは”ちょいポチャ”ではあるものの太り過ぎではないことから、少しくらい目をつぶってやろうと考えているとのことです。
とにかく食いしん坊のチトですが、それ以外はすばらしい犬だとカブレラさんは言います。「彼は非常に高潔な犬だよ。まぁ、食べ物が絡むと、なんだかコソコソやりたがるけれど」
h/t to Chubby Dachshund Caught Sneaking Snacks From Local Baker – The Dodo
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