科学者たちの多くは、動物も夢を見るという考えを支持しています。その根拠は脳波検査の結果、哺乳類の多くが人間と同じような睡眠サイクルを持つことがわかったところにあります。
人間の睡眠と同じように、犬も深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)とを交互に繰り返します。レム睡眠では身体は急速状態にありますが、脳は覚醒状態にあり、この時に走るように脚を動かしたり、キュンキュン鳴くなど声をあげたりします。
走っているかのように脚を動かす犬について、ハーバード大学医学大学院のバレット博士は、「走っている夢を見ているのかもしれません」とコメント。レム睡眠行動障害(睡眠中に夢体験と同じ行動をとってしまう病気[1])のようなものではないかとしています。
動画のダフネちゃん(Daphne)も、何か興奮させられるような夢を見ていたのかもしれません。あるいは、夢の中で美味しいものでも食べていたのかな。キュンキュン鳴いていたのか、嬉しくて興奮していたのか、ちょっと大きな声で「フアフア、ファウ」。
自分の声にびっくりしたのかな。寝ぼけ顔でむくっと起き上がり、自分が笑われていることに気がつくと、「やだ、アタシったら…。恥ずかちい」
…と思ったかどうかはわかりませんが、恥ずかしそうに顔を埋めてしまいます。
やだ、このコったら…。可愛い♡
◼︎以下の資料を参考に執筆しました。
[1] レム睡眠行動障害 | e-ヘルスネット 情報提供
Featured image credit Dog Crying in Sleep / YouTube
【犬と睡眠】寝相が語るイヌのこと〜愛犬の状態を教えてくれる10の睡眠姿勢 | the WOOF
私たちが様々な姿勢で寝るのと同じように、犬たちも様々なスタイルで身体を休めます。彼らの睡眠時の姿勢は本当に様々で、中には「ええ!?そんな格好で寝るの?」と言いたくなるヘンテコな格好もありますよね。実はこの睡眠時の姿勢、犬たちの状態を知りたい私たちに、大きなヒントを与えてくれるものなのです。 犬の睡眠時の姿勢についてまとめてみました!