会いたい気持ちがソーマッチモアだったのか、病院が嫌いなのか、あるいはその両方か。
まぁとにかく、犬動物病院から逃走しました。全世界の犬からは「気持ちわかる」「病院嫌だよね」と共感の声が上がっています(多分)。
アルカトラズならぬ動物病院から脱出したのは、グレート・ピレニーズのジェネラル(General、10歳くらい)。バージニア州スタッフォードの動物病院から、3つの扉を開けて逃走しました。ジェネラルはその日の夜、病院の近所をぶらついていたところを発見され、無事に保護されました。
ジェネラルが脱走した理由は判明していません。家族と一緒に旅行に行きたかったのではないかという見方があります。家族は休暇の旅行のために、ジェネラルを馴染みの動物病院に預けていました。
ただ一方で、単に自由の空気を吸い込みたかっただけではないかという見方もあります。外へ飛び出したのは15時間ですが、その間遠くに行くこともなくご近所の庭でゆったりと寝そべっていたというのがこの見方の理由です。
飼い主のキェンベル氏はABC7 newsに「彼は小さなHoudiniだ」と語っています。Houdiniとは米国のマジシャンで、鎖や手錠、拘束衣などから脱出するマジックで有名です。ジェネラルは、「とにかくドアを開けるのが得意なんだ」そうです。
とはいえ、病院のドアを3つも開けた”偉業”には驚いたとのこと。そして、無事に戻ってきたことを嬉しく思うとコメントしています。
自由を阻むドアやゲートは犬の敵。それを易々と突破して大いに自由を謳歌したジェネラルは、まさに犬たちの”将軍”かも。ニンゲンとしては、困ったものだと苦笑いするしかありません。病院も、見つかってホッとしただろうなぁ。
Featured image credit Aquia-Garrisonville Animal Hospital / Facebook
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