犬の多くは、家族以外の人間がテリトリーに入ってくることを嫌うものですが、中には「千客万来」タイプのフレンドリーな犬もいます。
今日はちょっと変わった交流をした犬と配達人のお話をご紹介。バージニア州に住むミックス犬のブルとベアは、駐車中の配達トラックに飛び乗って、中にあった配達人のランチをパクリと食べてしまったのです。
2匹の犬は、マスティフとラブラドールのミックス犬。からだが大きく常に空腹。そこへランチが(正確には配達人が)訪ねて来たのですから、こらえられるわけがありません。
おおきな犬にランチを奪われてしまった配達人でしたが、慌てず騒がず、犯犬の家族宛にメモを残すことにしたのです。
ちわ!荷物を配達するために停めておいたトラックに、犬が2匹とも乗っちゃったんです。ランチに夢中になって、卵とニンジンと、それからカボチャの種を食べちゃいました。お腹痛くなってないかなぁ。お知らせまで!
これを見た2匹のママのキャロルはびっくりして恐縮して、”ブルとベアからのお手紙”を添えたサブウェイのギフトカードを配達人にプレゼントしました。
ランチ食べちゃって、ごめんなさい。シェアしてくれてありがとう!
ブル & ベア・ジョーダン
P.S. うちのニンゲンは、あなたがメモを残してくれたことに感謝していたけど、僕たちは気にいらなかった
僕たちは怒られたよ
ほのぼのとしたストーリがある一方、イギリスでは郵便局員への犬への攻撃が急増し、問題となっています。
イギリスで郵便事業を営むロイヤルメールは、2017〜18年に配達人が配送先の前庭で犬から攻撃を受けた件数が1,026件に達したと発表しました。これは前の12ヶ月の733件に比べ、約40%の増加です。
配達人への犬による攻撃が問題となっていたイギリスでは、荷物のやりとりはPosting Pegsと呼ばれるボックスを介して行われることが多くなり、犬からの攻撃件数は減少傾向にありました。しかし、オンラインショッピングの件数はこれをは越える勢いで増えており、このためボックスに入りきらない荷物が増え、結局配達人は前庭に足を踏み入れざるを得ない状況に追い込まれたのだということです。
宅配荷物が急増しているのは、日本も同じ。ワンコのいるご家庭は、配達してくれる人のストレスにならないよう、日頃から対処の方法を工夫するようにしましょうね。
Featured image creditCarol Jordan/ facebook
【イヌニュース】元気すぎるチワワ氏、郵便配達人に恐れられ配達を拒否される | the WOOF イヌメディア
the WOOF専属ライター犬、ライチがお届けする世界の犬ニュース。今日はイギリスから、元気すぎるチワワのお話です。郵便配達人をひどく怯えさせたため、蹴られそうになった挙句に配達を拒否されてしまいました。 お騒がせチワワさんは、イングランド中部のノーサンプトンシャー州に住むタイニー(Tiny)。「小さな」を意味する名前のタイニーは、その名のとおり体高18cmほどの小さなチワワです。 …