ボクサー(犬)とボクシングする猫

ストーリー
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小さな猫のウィローは、お姉さんのエラを相手に猫パンチの練習をします。

お姉さんのエラはボクサー(犬)なので、ふたりはボクシングをしている…と言った方が正しいのかもしれません。

「私の方が良いボクサーだと思う」という子猫のパンチを、エラは華麗なフットワークでかわします。さすがボクサー(犬)🎉

ウィローがエラの家に来たのは、彼女がわずか5週齢のときのことでした。どういうわけかはわかりませんが、ある日、エラの家の玄関先にウィローがうずくまっていたのです。

猫はとても小さくて、身体にはたくさんのノミがいて、しかも染色体に異常がありました。それは、ダウン症に似ている状態なのだそうです。

そのせいか、ウィローのお鼻はちょっとユニーク。ちょっと潰れたお鼻は、残念ながら”普通”ではないため、エラのママのロリさんは、「引き取り手を見つけるのは大変だろうな」と思いました。みんな”普通”から外れた猫を欲しがらないからです。

そこでロリさんは決意します。「誰も引き受けないなら、自分が引き取ろう」と。

こうしてウィローはエラの家の2番目のコになりました。

ウィローは抱っこが大好き、遊びも大好き。人にも犬にも懐いてくれて、しかもとにかく賢いのだそうです。

今ではママもエラも、ウィローにぞっこんです。

ロリさんはこう言います。「みんな、どこでこのコを見つけたの?って聞くけれど、私は「私が見つけたんじゃない。彼女が私のことを見つけたんだ」って思っているの」

「彼女はまさに”そのとき”にやって来て、私とエラを幸せにしてくれた」

Willow🌸🌸🌸(@willowthebeautifulcat) • Instagram

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