巨大フードボウルには、ドッグフードを模した大量のボール。壁一面、低い位置には、犬にも楽しめる絵画がずらり…。

犬のための現代美術展”Play More Dog Art exhibitionが8月19日から20日の2日間、ロンドンで開催されました。

英ペット保険のMORE TH>Nがアーティスト兼発明家であるウィルコックス氏（Dominic Wilcox）とがタッグを組んで実現したこの展覧会。犬が本当に楽しめる作品を並べているのが最大の特徴です。犬の五感、生態、行動を刺激するような作品ばかりなのです。

”Cruising Canines”は、犬が実際に乗って楽しめる車の窓シミュレーター。犬たちが窓から顔を出せば、巨大扇風機が運ぶ’靴の匂い’や’生肉の香り’などを楽しむことができます。

夢のディナーを楽しめる”Dinnertime Dreams”は、3メートルのフードボウル型お遊びコーナー。他の犬と一緒に、1000個以上のドッグフード型ボールでキャッホーできちゃいます。

“Watery Wonder”は、ウォーター・ボウルを模した噴水で、リズミカルに水が飛び出して犬たちを大興奮させます。

壁にかかっている絵画は、犬の視覚でも楽しめるようなスペクトラムの作品ばかり。全て実際に活躍しているアーティストの作品ばかりです。

ウィルコックス氏はこの展覧会の企画監督を司るにあたり、犬の健康や幸せにつながるような心身に与える影響について専門家の指導を受けたと言います。「全く新しいオーディエンス向けに、インタラクティブ作品のユニークな展覧会ができたことを非常に嬉しく思う」とウィルコックスし。「私のキャリアの中で最も面白いチャレンジの一つだ」

展覧会はMORE TH>Nが展開する”Play More”キャンペーンの一環として行われました。「遊び」は犬の幸せと健康に大きく貢献するもの。ルーチン化してしまった散歩なんか忘れて、犬と一緒に冒険を楽しもう！というのが、彼らの発信するメッセージです。

image credit Dominic Wilcox and More Than

【イヌアート】自転車の廃材を使って造られた実物大のワンコたち”Unchained” | the WOOF

“もったいない”生活の実践者の皆さん、そして自転車と犬が大好きな皆さん、注目です！ 自転車の廃材を使ったワンコ像を発見しちゃいました。