【いぬ探訪】旅の疲れを癒す豚〜空港で犬たちと働くセラピー・ピッグのリル

注目のワンコ
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世界で活躍するワンコにスポットを当てる【いぬ探訪】なのですが、今日の主役は犬ではなく豚。サンフランシスコ国際空港でセラピー・ピッグとして働くリルのお話です。


毎年5000万人の旅行者が利用するサンフランシスコ国際空港(SFO)。”ベスト・エアポート”などの賞に輝くこの大型空港は、カスタマーサービスも超一流。旅行客に旅をもっと楽しんでもらいたいと、2015年から”Wag Brigade”と名付けた空港セラピードッグのプログラムを開始しました。ここで働くのは、SPCA(サンフランシスコの動物虐待防止協会)の犬たち。彼らは皆、厳しい訓練を経て資格を取得した優秀な犬なのです。

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犬種は様々。可愛らしいミックス犬やお馴染みのラブラドール、ゴールデンドゥードルもいます。2016年12月現在、Webに掲載されているのは23匹で、中には豚さんに似たワンコもいる…なぁ…と思ったら本当に豚さんだ! このプログラムには、犬たちに混ざって豚のリル(LiLou、2歳)が参加しているのです。

リルは、セラピープログラムで正式な資格を得た最初のブタ。リルの適性を見抜いたダニロワさんが訓練させてみようと始めたのがきっかけだそうです。リルは期待を裏切らず、オリエンテーション、トレーニング、その他のボランティア活動を通じてその実力を発揮し、空港での活動チームへの参加が認められました。他の犬とはちょっと違うリルですが、セラピー・ドッグとして必要とされる認証のほとんどを得たというから、参加の資格は十分です。

LiLouさん(@lilou_sfpig)

リルがチームに参加したのは今年の11月。勤務は1ヶ月に2回で週末のシフトが多いそうです。SFOのバーチ氏は「シフトの間、チームはターミナル内をゆったりと歩きまわります。人気があるので、(旅客対応のために立ち止まるため)先へは進めないことも多いです」とPawCultureに語っています。「フライトに遅れが生じた時は、お客様を笑顔にするために特別に巡回することもあります」

LiLou(@lilou_sfpig)

すっかり有名になったリル。ピンクのお鼻にぴったりの衣装を身につけ、時にはピアノを演奏したりお辞儀をすることもあるのだそう。「リルとコミュニケーションをとることで、旅が特別で良いものになってくれれば」とダニロワさん。「みんな、彼女に会うまでは、ストレスを抱えた様子で考え事をしながら歩いている。リルの姿を見ると幸せそうな笑顔を見せたり、キャーキャー言ったりしてくれるの」

ダニロワさんが「笑顔の大使」と呼ぶリル。運が良ければサンフランシスコ国際空港で、尻尾を振った彼女に出会えるかもしれません。犬も豚も、とってもいいよね!

Featured image credit LiLouさん(@lilou_sfpig) / Instagram

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うちのワンコさんにもアジリティに挑戦していただきたいと思っているのですが・・・。なんとなく大変そうで、重い腰が上げられないダメな飼い主のわたし。 そんなダメ飼い主を尻目に、シアトル郊外では、アジリティに挑戦する豚さんが大活躍をいるというではないですか。

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