イスラム過激派組織(ISIS)が、子犬の体に爆弾をくくりつけ、敵地に送り込んだと複数メディアが報じています。
子犬を発見したのは、イラク政府の支援を受ける民兵組織のPMU(人民武装軍団)。犬の身体に、ワイヤーで繋げられたペットボトル爆弾が装着されていることを発見しました。爆弾は、遠隔で爆発させることができるように設計されていたということです。
発見したPMUの戦闘員らは、これ(爆発物)が自分たちを殺す意図で送り込まれたと動画で訴えました。撮影の間、恐怖におののく犬は体をすくめ、動くことはほとんどありませんでした。
その後、爆発物は適切に処理され、子犬はバグダッド動物園で保護されることになったということです。新たな’兵器’を送り込んだとされるISISには批判の声が集まっていますが、一方でこれはフェイク(動画)であるという声もあります。ISISは最近、猫と一緒の写真などを公開してより柔らかいイメージの構築に努めていると英メトロは伝えています。
いずれにせよ、動物たちが人間の紛争の犠牲になるのを見るのは胸が痛みます。
Featured image credit ISIS straps bomb on dog to target Hashd al-Shaabi forces in Mosul, Iraq / YouTube
【イヌニュース】”テロリスト犬”の飼い主、銀行での支払い差し止められる(米国) | the WOOF
the WOOF専属ライター犬、ライチがお届けする世界の犬ニュース。今日はアメリカから、ドッグ・ウォーカーへの支払いを差し止められた犬の飼い主さんのお話。メモに書いてあった犬の名前が、テロ組織の名称によく似ていたことから取引を止められてしまったのです。