犬の嗅覚が驚くほどに鋭いことは、誰もが納得するところだと思います。
ほんのちょびっとだけでも、そこにオシッコが残っていれば、犬はまたそこにピーをしてしまうもの。掃除したところにピーっとされてしまうと、本当にがっくりきますよね。
一番ショックが大きいのは、カーペットやソファなどの繊維素材のものではないでしょうか。丸洗いできないカーペットやラグだと、匂い残りも気になります。ワンコのオシッコ跡を嫌って、濃い色のカーペットを選択している飼い主さんも多いでしょう。でも、色の濃さがシミを目立たなくしてしまい、気がつかずに見逃してしまってる恐れもあります。
さらなる粗相を許さぬために、オシッコ跡を特定してきっちり綺麗にしておきましょう。
UVライトを使用してオシッコ跡を見つけよう
用意するものは、以下のとおりです。
- 掃除機
- LEDまたはUVブラックライト
- 紫外線カットのサングラス/ゴーグル
- マスキングテープ
ちなみに私、Amazonで最も安価なUVブラックライトを購入しましたが、使う前から壊れており使用を断念いたしました。購入されるのであれば、保証書がついていそうなものをオススメしておきます。
準備をしたら、早速取り掛かりましょう。
ステップ1:掃除機をかける
カーペットに掃除機をかけます。ブラックライトは尿以外にも糸くずや毛など小さいゴミを照らしてしまいます。小さなゴミをオシッコ跡とを間違えてしまわないよう、前もって余計なものを取り除いて見つけやすくしておきましょう。
ステップ2:真っ暗にする
オシッコ捜索する部屋を、完全に真っ暗にしましょう。暗い部屋であればあるほど、オシッコ跡がライトに反応しやすくなり、見つけやすくなります。電気を消し、カーテンやブラインドを降ろし、ドアを閉め、光るものを全て排除します。それでも真っ暗にならないお部屋の場合、捜索は夜まで待ちましょう。
ステップ3:ゴーグル着用する
UVライトから目を保護するために、UVブロックのゴーグルやサングラスをかけましょう。シミを見つけるのに数分かかると思われる場合には、必ず目を保護して下さい。ゴーグルあるいはサングラスを掛けたら、ブラックライトとマスキングテープを手に持って、電気を消して下さい。
ステップ4:犯行現場を特定する
床上30cm~60cmからブラックライトをカーペットにあててシミを探して下さい。食べ物や液体のシミはライトに当たると蛍光白や青や緑色などに光りますが、おしっこのシミは光らずにくすんだ緑または茶色がかった黄色に見えます。
ステップ5:犯行現場にマスキングテープを貼る
おしっこはどんなに時間が経っていてもまぎれもない臭いがあります。見つけたシミが尿だと確定できたら、シミの中央にマスキングテープを小さく貼っておけば、後で掃除しやすいです。大きなシミにはマスキングテープを数枚使ってアウトラインを作っておけばよいでしょう。
捜索にあたってのヒント
シミを掃除した後も2,3日ブラックライトで繰り返しチェックして下さい。時間がたってしまって深く浸透したしみは完全に消えるまでに何回か掃除する必要があります。
洗剤で掃除するときは、そのシミの部分より10cmほど外側から始め、中央にむかって掃除していくといいでしょう。尿はカーペット下のほうまで広がりますのでシミの部分よりも少し広い範囲にわたって掃除して下さい。
シミを完全に取り除くまで犬をカーペット上に歩かせないで下さい。犬は嗅覚が非常に鋭いので、カーペットの奥に隠れたおしっこの跡でも見つけてマーキングしてしまいます。
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