可愛い…。
現実世界に存在する生き物とは思えない(?)ユニークな風貌のペキニーズがいま、注目の的になっています。歩く姿はフサフサの毛玉、止まっていても毛玉。ちょろりと飛び出すベロも可愛いペキニーズは、7歳のエリック(Eric、本名というか正式な名前は Ch Yakee Ooh Aah Cantona)。
スコットランドのダンフリースという町から、世界最大級のドッグショー”クラフツ(crufts)”に参加した男のコです。
彼は、3/10に行われたトイ・ブリード部門で優勝。最高の栄誉である、”Best In Show”の座を目指します。しかし残念ながら今年のクラフツを制したのは、ウエスト・ハイランド・ホワイトテリアのデボン(Devon、正式な名前はCh Burneze Geordie Girl)でした。真っ白なフワフワっ子で、可愛らしいですね。
”Best In Show”は逃したものの、エリックの愛されっぷりはものすごかったらしい。#ericや#crufts2016というハッシュタグをつけた画像が、SNSにどんどん投稿されています。
ハンドラーのBert Easdon氏は「エリックは素晴らしい気質を持つ最高の犬。美しくて高潔、そして楽しい犬です」と絶賛。いかにも英国紳士といった雰囲気のEasdon氏と、もっそりしたエリックが並んで歩く姿はとても微笑ましく、そうした姿も人気に拍車をかけたようです。
2017年3月追記: 残念ながらエリックはすでに引退。今年(2017年)のクラフツへの参戦はなく、今後も競技会への参加はしないとのこと。現在はスコットランドの自宅で元気に余生を楽しんでいるそうです(Telegraph)。
それにしてもクラフツの規模はすごい。125年の歴史を誇るこのドッグショー。およそ2万2千頭の犬たちが参加。もちろんテレビ放映あり。素晴らしいショーの雰囲気は、CruftsのYouTubeチャンネルで確認できます。
さて、日本のドッグショーはいかに?2016年4月2日(土)・3日(日)、”FCジャパンインターナショナルドッグショー2016”が東京ビックサイトで開催されます。約2100頭がアジアNo.1の座を目指して競い合う、アジア最大級のドッグショーです。たくさんの犬種が一堂に会するこの機会を、お見逃しなく!
Featured image from Best in Show 2016 – Full Event and Presentation | Crufts 2016 / YouTube
長い長いお名前をもつ犬たち〜ドッグショーのチャンピオンを目指す犬たちの由緒正しき名前の話 | the WOOF
by 編集部 ワンコさんのお名前といえば、どんなものを思い浮かべますか? アニコム損害保険株式会社 が発表した犬の名前ランキング2014 によれば、同社の「どうぶつ健保」に新規契約した0歳の犬の名前で一番多かったお名前は「ココ」だったそうです。 2位は「チョコ」、3位は「マロン」とのこと。美味しそうで呼びやすい名前が多いですね。