【戻ってきたのは別の犬】誤りか、意図的な連れ去りか〜捜索続く(アメリカ)

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ニューヨーク州クイーンズ区で、女性が愛犬をグルーマーに預けたところ、別の犬が戻されるという事案が発生しました。

姿を消したのは、シー・ズーのホープちゃん(Hope、2歳)。愛犬を失った飼い主のJaikissoonさんは「早く戻ってきてほしい。彼女に会いたい」と途方に暮れています。

取り違えられたのは2000ドルのシー・ズー犬

ホープちゃんを迎えに行ったグルーミングサロン(Puppy Land)で、 Jaikissoonさんが渡されたのは別の犬でした。

愛犬ではないと主張する Jaikissoonさんに対し、グルーマーは「毛が短くなったので、違う犬に見える」と説明。しかしホープちゃんが避妊済み、マイクロチップ装着済みであるのに対し、渡された犬にはそうした措置は行われておらず、別の犬であることがすぐに明らかとなります。

その後Jaikissoonさんは警察の協力のもと、グルーマーに取り違えである旨の書面での供述を得ます。またショップのオーナーから、監視カメラ映像からホープちゃんを連れ去った人物の写真を受け取ることにも成功。しかし店側は、この人物の名前や電話番号も思い出せないと語り、その後店を閉めてしまったということです。

飼い主さんらは、同日にグルーマーに犬を預けた人を探し続けています。そして、「今、彼女(ホープ)は何を考えているのかしら。何を食べてどこで寝ているのかしら」と悲しみを募らせています。

信頼できるグルーマーに預け、チップを装着しておくこと

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image by Brad Montgomery / Flickr

預け先での取り違えは、可能性としては十分にあり得ることです。例えば忙しい時期に同じ犬種を複数頭預かった場合など、悪条件が重なってしまったら起こってもおかしくはありません。

犬の取り違えについて、サロンに勤務する方にお話を伺いました。「まずは、お預かりからお渡しまで、一人の担当者が対応することを基本としています。コミュニケーション面でもメリットがありますが、何より取り違えの事故を防止することができます。

もちろん、別の担当者がお預かりやお渡しをすることもあります。そういう場合でも間違いが発生しないよう、誰にでもわかるようなルールを設けています。例えばワンちゃんが待機する犬舎の前に、名前を書いた紙を貼り付けるといったものです。また、終了時には抱っこで直接お渡しして、その際に「○○ちゃん、いい子にしていましたよ」など必ず名前を呼びながらお渡しするほか、飼い主さんとワンちゃんの様子がおかしくないかにも注意を払っています。

病院やトリマーの多くは、そうしたルールを複数持っているものだと思います」とのことでした。

悪質なサロンを見分ける一つの方法は、ケアや店舗運営についての質問をぶつけてみることです。時間が許す場合で失礼なものでなければ、店舗側はしっかりとした回答を返してくれることでしょう。

そして、マイクロチップの装着はしておいたほうが良いでしょう。取り違えであることを客観的に証明する力強い方法になるはずです。

h/t to Family desperate to find dog after Queens groomer gives them wrong pooch | New York’s PIX11 / WPIX-TV

Featured image credit Theerawat Sangprakarn / Flickr

「薬物のために飼い犬を売られた」犬の飼い主がケアテイカーを訴える〜ニューヨーク | the WOOF

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