【帰ってきたよ!】行方不明犬、10年後に発見〜病気のために放置されたところを保護か

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the WOOF専属ライター犬、ライチがお届けする世界の犬ニュース。今日は、10年の時を経て家族を再会した犬のお話。ひどく衰弱し、胸に腫瘍もある老犬は、再び優しい家族の元で暮らすことになります。

もう死んだもの、と諦められていた犬

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2005年9月、アラバマ州カルマン群にある自宅の庭から忽然と姿を消したのは、当時1歳だったジャーマン・ショートヘアード・ポインターのチャーリー(Charlie)。フェンスの鍵が壊されていたこと、そしてこの犬種がハンターに人気の’高価な’犬種であることから、彼は盗難にあったものと推察されました。

「ショックを受けました。誰かが見つけてくれることに望みをかけていました」と語るのは、飼い主のダブさん(Tracy Dove)。

チャーリーはマイクロチップを装着していましたが、発見の連絡はなし。ダブさんはそれでも、マイクロチップの情報を常に最新の状態にしていました。

しかし、何年経っても音沙汰はなく、家族はチャーリーは死んだと思うようになったそうです。

最新の情報が、再開への道筋をつけた

しかし2016年4月、事態は一転。ダブさんは保護施設(Souls On Board Rescue Ride)から一本の電話を受けました。「おたくの犬ではないか」と尋ねる連絡です。ダブさんは驚きつつ、確認用の写真を見て、「チャーリーだ」とわかったそうです。

チャーリーは、Brewtonという町の教会のポーチに横たわっていたそうです。3日後、連絡を受けた保護施設の職員が犬を確保。脱水症状を起こし、見るからに衰弱していた犬のお腹には、大きな腫瘍もありました。搬送した病院で「念のために」と確認したマイクロチップの情報からダブさんへの連絡へと繋がったのです。

「マイクロチップを装着している犬は多いのですが、登録情報が最新のものになっておらず、連絡できないことも少なくはありません」「連絡先が正しいと、やった!って思う」と施設の職員は語ります。

10年の時を経てチャーリーに再会できたのは、ダブさんが登録情報を常にアップデートしてきたおかげ。チャーリー発見の報を受けたダブさんは、喜びのあまり言葉を失ったそうです。

失われた10年間、チャーリーがどこでどんな生活をしてきたのかはわかっていません。胸にある腫瘍を摘出する手術の後には、再び家族とともに暮らすことになるそうです。ダブさんは、ひどく衰弱し移動もままならないチャーリーに付き添うために、病院近くに滞在しているということです。もう長くないかもしれない老犬のために、当時8歳だった息子さんも会いに来るそうです。


迷子犬が家族と再会を果たすケースは数あれど、10年後というのは珍しいんじゃないかな。これも、飼い主さんがチップの情報を最新のものにしてくれていたおかげだよね。

すごく長い時間が経っちゃったけど、チャーリーはきっとご家族のこと、楽しかった日々を覚えていると思うな。今頃、元気になってくれていればいいなって、ライチは思いました。

Featured image credit Dog missing for 10 years reunited with family | abc7chicago.com

【イヌニュース】行方不明のパピヨン、8年の時を経て家族との再会を果たす | the WOOF

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