事故、病気、自然災害、迷子・・・ワンコたちの周りには常に危険がいっぱいです。備えあれば憂いなし。これから紹介するアプリで、あなたのワンコに降りかかるかもしれない、万一の事態に備えておきましょう。
日本製以外(英語オンリー)のものが多いですし、お遊び系のものもご紹介しちゃいます。「へ〜、こんなものもあるんだ〜」ってカンジで、楽しんで読んでいただけれ嬉しいです。
1. Anicall | 株式会社Anicall
Anicallはウェアラブル端末と連動したアプリです。なんと「人工知能型クラウド解析から構成される動物行動解析システム」なるものが、ワンコさんの行動やキモチを解析して伝えてくれるのだそう。
もちろん、お楽しみ機能だけではありませぬ。装着している端末からの情報をもとに、ワンコさんの位置情報や心拍数や体温などの健康情報を確認することができるのです。ワンコさんがいきなり旅に出てしまったときでも「迷子登録」をすることで早く発見することができるかも。
2. イヌ・ネコ家庭動物の医学大百科 | Keisokugiken Corporation
「緊急事態発生!」のときは、やっぱりかかりつけのお医者さんにお電話、というのが良いとは思いますが、日常の備えとしてはものすごくお役立ちサービスかも。
イヌ・ネコ家庭動物の医学大百科はピエ・ブックスから出版されている書籍をもとにしたサービス。書籍は119名の専門獣医師が日常のケアから治療法までを丁寧に解説するという充実の一冊です。気になる症状をクリックすると、原因から対処法まで調べることができるそうです。
日常的に「この症状って、どんな病気?」とか「うちのコ、かかりやすい病気ってなんだろう」なんて疑問を持ったときにチョイチョイ確認してみるのに便利そう。
3. APCC | ASPCA Animal Poison Control Center
ASPCAによるこのアプリは、ワンコさんや他のペット動物にとって「有害なモノ」の情報がたくさん掲載されている情報提供サービスです。「有害なモノ」には食物や植物だけでなく、気候や虫さん、さらには家庭での危険情報なども含まれています。
そのほかに、迷子のワンコさんを見つけるためのステップ・バイ・ステップのガイドや、災害時の過ごし方などのアドバイスなどのお役立ち情報も掲載されています。犬の健康状態を記録、管理することもできるようです。
4. PetTech PetSaver | Jaargon Ltd.
PetSaverには、緊急時の人工呼吸や、怪我の応急手当の方法などが豊富に掲載されています。緊急救命のトレーニングセンターであるPet Techによるサービスなので、掲載情報の信頼度はとっても高そう。Pet Techまた、ペットに有害な食品、植物、薬品なども紹介されていますので、ワンコさんを危険から守るのに役に立ってくれそうです
5. ベビーペット獣医博士 | George CL
緊急時には役に立たない・・・と思いますが、緊急事態への心構えをしておくには良いのかも!? ベビーペット獣医博士は子供向けテームです。全身を検査してあげたり、シラミを退治したり。キュートな表情にいやされます。
遊びすぎて、ワンコさんとの交流をおろそかにしないよう気をつけて。
6. Found | Pedigree + Google(ニュージーランドのみ)
ニュージーランドでテスト中という迷子犬捜索アプリ”Found”。
「ワンコが迷子になった!」
そんなときには、このアプリを使って「うちのコ、迷子になりました」アラートを送信し捜索を開始しましょう。このアラートはGoogleのネットーワークに乗っかって、近隣でネットワークに繋がっているたくさんの人たちに送信されます。
「見つけたよ!」「見かけたかも」という人はボタンを押してお知らせできるので、捜索範囲をぐっと狭めることができそうです。
7.Buddy Rescue | VineLight(開発中)
KICKSTARTERでは目標ファンド額に到達しなかったようだけど、プロジェクトは進んでいる模様。ワンコを守る機能がテンコ盛りのサービスになるのかな。
最大の特徴は、火災などの緊急事態に反応して警察と近隣の家に自動的に通知をするというところ。消防車が到着する前に、家に閉じ込められた犬を救出する可能性を高めたいという思いから、この機能をつけているようです。
またこのアプリにはペットのGPSトラッキングや、緊急時にドアを開くといった便利なスマートデバイスも含まれる予定なのだとか。
緊急時はいつ来るか誰にもわかりません。でも、こういったアプリをインストールしておけば、いざとなった時にあなたの大切なワンコを救うのに大いに役立つかもしれません。
h/t to 5 Apps That Could Save Your Dog’s Life In An Emergency – BarkPost, 翻訳:クミ・アーンショー
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