愛するワンコのためなら、少しくらい出費がかさんだって平気!
とはいえ、限度というものはありますよね。まぁ、正直なところ、不要不急の出費は抑えたいというのが本音でしょう。
育犬のために、必要な費用はどのように抑制したら良いのでしょうか。今日は、
犬を迎える
1. 保護施設から引き取る
ペットショップやブリーダーから買うよりも、動物愛護団体や知り合いから譲り受けたほうが、当たり前ですが費用を抑えることができます。
2. 小型犬を選ぶ
また、小さな犬のほうが、食費などの飼育にかかる費用は少なく抑えられる可能性は高くなります。
3. 犬種の特性を調べる
犬を迎える前に、その犬の特性や特質をしっかりと調べておきましょう。たとえば運動量はどの程度必要か、訓練が入りやすいほうか、遺伝的な疾患にはどんなものがあるか、といったことです。自分の生活に合った犬を迎えることで、専門家に助けを求める回数が少なくなります。
プロに支払う支出を抑える
4. すでに訓練された犬を迎え入れる
ことが、トレーニング費を抑制する最も効果的な方法。信頼できるブリーダーや、信頼できる保護施設の出身のワンコであれば、すでにトレーニングを終えていることが少なくありません。
5. トレーニングを自分で行う
自分で工夫してトレーニングに取り組むのも、一つの方法です。基本のコマンドなら、根気強く取り組めば、自分たちでできてしまうものです。飼い主さんと二人三脚(?)でやり遂げられたら、愛犬も自信がつくものですよ。最近は、プロのトレーナーさんたちが動画も公開しています。
6. サークルをつくる
社会化トレーニングのために、犬のようちえんに行くのも一つの手ではありますが、犬トモとサークルを作ってミーティングを開くというのも一つの方法です。ワンコたちの社会化訓練に役立ちますよ。
旅行などの際にはお互いに協力して預け合うこともできます。ホテル代などを節約する一つの方法です。ただし、甘えすぎるとトラブルの元になりますので、感謝の気持ちと適正な謝礼は忘れないように。
日用品や洋服にかかる費用を抑制する
7. リサイクル品を購入する
ケージ、お洋服などは、リサイクル品を活用することもできますよ。「犬 リサイクル」などで検索をかけると、たくさんの事業者があることに驚くことと思います。お洋服などは、実際に着せてみたら合わなかったなどの理由から出品する方が多いようで、状態のよいものを見つけることができます。
8. ニンゲン用をリサイクル
小型犬だと少し難しいかもしれませんが、肉付きのよい犬種や中型犬以上のワンコさんであれば、ニンゲン用のお洋服に手を加えてみるのはいかがでしょうか。特に大きいコなら、飼い主さんのTシャツなどを譲ってあげれば大喜びすると思います。
9. 簡単なグルーミングは自分で
ブラッシングやお手入れを毎日することで、グルーミングにかかる費用を少しだけ抑制することができます。毛玉になりやすいコートのワンコなら、「毛玉費」をとられないようにすることも節約のコツ。カットについても、全身を自分でと考えるとハードルはあがりますが、たとえば目の周りをチョンと切ってあげるだけで見た目がすっきりとするはずです。
歯磨きや耳の中のお手入れも、飼い主さんがやってあげましょう。病気などを早期発見することにもつながり、医療費抑制にもつながります。
食費を抑制する
10. 食べさせすぎない
たくさん食べさせすぎることは、不必要にペットフード代がかさむだけでなく、肥満の原因にもなります。人間同様、肥満は万病のもと。必要以上の量を与えていないか、いま一度チェックしておきましょう。
11. おやつは小さく割って与える
訓練などにおやつを使うのであれば、小さく割って与えましょう。カロリーを抑えるだけでなく、おやつにかかる費用も抑えることができます。ちなみにわたしは、「ほ〜ら、魔法で1コが2コになっちゃった〜」と変な声をあげながら、おやつを割って与えています。楽しいです。
12. ヘルシーおやつを与える
市販のおやつだけでなく、ニンジンやキャベツ、そして果物などを取り入れましょう。食べさせてはならない食材を選ばないように注意して。
13. おやつや食事を自分で作る
お料理が好き?それなら、ワンコのフードやおやつを手作りしてみてはいかがでしょうか。節約というより、飼い主さんとワンコの楽しみを一つ増やす、と考える頻度でよいと思います。市販のものに、栄養価を高めるようなトッピングを加えれば、ワンコも喜ぶし、フードの減りを遅くできます。
14. ポイント利用や定期購入プログラムへの参加
ポイントの活用は王道ですよね。また、実店舗よりネットで購入したほうが、価格がやすいことも十分にわかっていらっしゃると思います。「定期おトク便」を活用すれば、さらに支払いを抑えられるかもいしれません。Amazon.co.jpでは「定期おトク便」が、グリーンドッグでは「my定期便」があります。できるだけ「消費期限」について言及のあるサイトで購入することをお勧めします。
健康管理の費用を抑制する
節約をして浮かせたお金は、健康維持のために使ってしまうというのが理想的。結果的に大きな出費を抑えることにもつながります。安い薬を買う、ネットで手に入れるなどは、「何が起こるかわからない」というリスクを孕んでいますので、全くお勧めはできません。
15. 毎日の健康チェック
医療費を節約するたには、日頃からの健康チェックが最も力を発揮します。日頃からお手入れをしていれば、プロの手を借りなければならないときの出費も少額で抑えられるものです。
16. 年に1回の健康チェック
犬の健康診断は、決して安いものではありません。しかし、大きな病気になってからの治療費に比べれば、安価といっても差し支えないものです。
生き物を飼育するためには、一定の出費が複数年間は続くということです。飼い始める前には、本当に金銭的に余裕があるのか、確信が持てるまでじっくり考えるべき。犬を幸せにするためには、健康、食事、環境に投資する必要があります。
もし、飼育費を捻出できないとしても、犬との生活を諦める必要はありません。地域のボランティアに参加して、お散歩やお世話をしてあげることができます。ワンコたちは、あなたの来訪を心待ちにしていますよ〜。
◼︎ 以下の記事を参考に執筆しました(翻訳協力:Chiwa)。
[1] 11 Tips for Cutting Pet Costs | Care2 Healthy Living
[2] How Much Does a Dog Really Cost? Where to Save and Splurge
[3] 25 Simple Ways to Save Money as a Dog Owner | Anna Jane Grossman
[4] 5 tips for saving money on pet costs
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