【イヌ、コレ食べた】オーナメント〜大きなものでもお腹に収めるイタズラ子犬に注意せよ!

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ハロウィン、クリスマス、お正月などなど、寒い季節はご馳走や飾り付けが楽しみなイベントが目白押し。可愛らしいオーナメントと一緒の写真撮影も、愛犬家の大きなお楽しみですよね。

でも、気をつけて! 好奇心旺盛なパピーたちは、何か新しいものを発見するとニオイを嗅ぎ口に入れ、それが何であるかを確認したくなるものなのです。子犬を迎えたご家庭では、一層の注意が必要なのがこの季節なのです。

英サフォーク州の獣医師が、ラブラドールの子犬のお腹から45cmの鉄の棒を取り除いたとTwitterに投稿し、話題となっています。

45cmの鉄の棒を45分の手術で取り除く

驚異の食欲、いやいや恐るべき好奇心を見せつけてくれたのは、4ヶ月齢のラブラドール・レトリバー。庭にあった風車のオーナメントを飲み込んでしまい、病院で手術を受けることになりました。担当したガーランド獣医師(Ben Garland)は、「犬のお腹から様々なものを取り除いてきたけれど、こんなにすごいものは初めて」とコメント。45cmの棒は45分の手術を経て、子犬の身体から取り除かれました。

オーナメントの一部を子犬のハウスから発見した飼い主は、「残りがあるならば、あの場所(=子犬のお腹)しかないと悟っていた」そうです。子犬は全てを飲み込もうとしたようですが、胃と食道を突き刺したところでそれ以上は飲み進められず、邪魔な部分をかみ切ったようだとガーランド獣医師は説明しています。

痛そうな話であるにもかかわらず「連れて来られた時も痛そうな様子は見せていなかった」子犬は「よだれを少し垂らして、ちょっと戸惑っているように見えた」のだそう。獣医師チームは子犬の首のあたりを切開し、棒を取り除きました。

ご馳走だけでなく、美味しそうなオーナメントにも注意を

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あれもこれも、おいしー♡ image by Carlos Zambrano / Flickr

頑張って作ったカボチャちょうちん(jack-o-lantern)や、クリスマスリース、お正月の飾りなどは、子犬にとっては素敵なディナー。「こんなに大きなものは食べないだろう」と思うのは飼い主だけで、子犬たちにとっては「征服すべき山」に見えるのかもしれません。『不可能だと思わない限りイヌは決して敗北しない(元の名言はデール・カーネギーによる。イヌのところはもちろん「人間」です)』の精神を貫き、果敢に挑戦をするが子犬というものなのです。

食べ物を使った飾りなどは、成犬にとっても魅力的。適切に食べさせれば問題のないカボチャや柿、りんごなども、丸呑みすれば喉に詰まるし、身体に毒となる部分(種など)を飲み込めば、危険フードに大変身です。人口の飾り付きのものや、スプレーやペンなどで色付けした食べ物であればさらに危険度は高まります。

もう一つの注意点は、電源タップ等。電飾のワイヤーをかじったり電源タップの上で眠ったりすると、最悪の場合は感電してしまうこともあります。なぜだか「ヘンテコなもの」を敷布団にする癖のあるコなら、注意の目を向けてあげる必要があります。

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楽しい楽しいイベントの時期には、楽しい楽しい思い出だけを残したいものですよね。ワンコ家族の安全に配慮して、ご馳走や飾り付けを楽しんでくださいね!素敵なイベント写真が撮れたら、Instagram/Twitter ハッシュタグ#wooftodayで投稿を💖

h/t to Windmill garden ornament removed from puppy’s stomach – BBC News

Featured image credit Macarena Viza / Flickr

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