- 名称:Every Day is Tag Day Day
- 国:アメリカ合衆国
- 時期:毎年4月の第一土曜日
- 団体:the American Humane Association
毎日がIDタグの日(Every Day is Tag Day)は、多くのペット動物が迷子になっている状況に警鐘を鳴らし、改善することを目的として、the American Humane Association(AHA)により定められた。
毎年、数え切れないほどのペット動物がシェルターに収容され命を終える。寂しく命を落とすペット動物たちのうち、IDタグやマイクロチップ装着していたのは犬で15%、猫で2%に過ぎないという[1]。未対応の飼い主はもちろんだが、外出時にはIDタグを装着するという飼い主に対しても、急な逃走や不測の災害などを想定して普段からタグを装着することを求めている。
AHAは、ペットを飼うことに伴う責務は食事や住居を与えることだけでなく、身元がわかるように対応をすることも含まれると強調する。
毎日を”IDタグの日”にするために行うべきこととして、以下のものが挙げられている。
- IDタグをつける。タグには必要な情報が含まれていることを確認
- IDタグやマイクロチップの登録・掲載情報は最新のものにする
- 旅行などで連絡や行動がとりにくい場合は、緊急連絡先を掲載した一時利用のIDタグに変更する
- 室内飼いのペット動物またはペットが室内にいる時にも、IDタグは必要であると心得る。多くのペットは室内飼いの動物たちである。
「ペットを失うことは飼い主にとって悪夢のようなことだが、IDタグやマイクロチップを装着している動物は比較的容易に家族の元へ戻ることができる」と語るのは、AHAのCEO、Ganzert博士。「4月の最初の土曜日のちょっとした時間を、IDタグなど確認に充ててほしい。そうすれば、ペット動物はもっと容易に家族と再会を果たせる」
◼︎以下の資料を参考に執筆しました。
[1] Every Day is Tag Day™
Featured image credit Ben Yanis / Flickr
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