愛犬にぴったりなグルーマーを探す〜良いサロンを見つける4つのポイント
この記事をシェアする |
サロンでのグルーミングは、愛犬に大きな負担をかけるもの。ストレスを減らし、より良い時間を過ごしてもらうには、サロン(グルーマー)選びが重要です。
良いサロンを選ぶためには、どんなことに注意をすれば良いのでしょうか。
1. クチコミを活用しよう
家族や友人、獣医師、犬の保育園、ペット用品店、保護施設などに情報を教えてもらいましょう。現実のつながりによる口コミは、最も信頼できる情報源です。このとき、一つの情報だけを鵜呑みにせず複数意見を総合し、最後は飼い主さん自身が決断するよう注意しましょう。
2. 公開情報(Webや広告)を確認しよう
事前に公開されている情報を確認しましょう。以下の内容が全て公開されているとは限りませんが、全て事前に確認した方が良い事項ではあります。可能な限りクリアにしてから訪問した方が良いでしょう。
- 価格やメニュー
- 予約の仕方を含む利用の流れ
- 併設施設
- スタッフの紹介(保有資格、出身学校名、経歴)
- 利用規約
- 事故時の対応
3. 「安全第一」を明言するサロンを選ぼう
「サロン」というと、愛犬を可愛らしくすることに注意が向きがちですが、最も大切なのは「施術時の安全を確保できるかどうか」という点です。
「事故が起きた時に隠さず報告してくれること」を期待したいところですが、人物の判断は知っている人だとしても至難の技。安全第一のサロンか否かは、サロンまたは運営会社がポリシーを定めているか(規約や免責事項として明記されていることが理想)で判断しましょう。Webに記載がなかったとしても、質問すれば答えてくれるサロンがほとんどだと思います。「事故が起こった時にどういう手順で対応されますか?」など質問してみて、回答を渋るようなら再考した方が良いでしょう。
4. 事前に施設を確認しよう
可能であれば、ワンコを連れてサロンを事前に訪問してみましょう。最近はガラス張りになっているサロンも少なくはありません。外から眺めるだけでも、どんな様子かの大まかなところは確認できます。担当者と直接やりとりしたり、施設を見学したい場合には、事前に電話などで連絡をしてから訪問しましょう。
チェックのポイントは以下のとおりです。
- 施設は清潔か、ニオイは酷くないか:中に入らない時は、ドアや窓など確認できるところの清潔さの確認を。入り口は念入りに掃除をする場所。その入り口でも汚れがあり臭うようなら心配です
- 犬を休ませる場所は用意されているか:クレートやケージなど、一人になれる場所があるか?
- 犬のサロンとして適切な照明か:作業に適した明るさで、犬の目に痛くないほどキツくない?
- (確認できる範囲で)スタッフの犬のハンドリングは適切か
- (確認できる範囲で)犬に関する情報の扱いは適切か:カルテなどで個体情報を記録・保管しているか?
安全面や管理面での確認ができたら、そこからは飼い主さんの”直感”で選択を!評判の良いサロンでも、愛犬との相性が悪いこともあるものです。十分な調査を尽くしたら、飼い主さんが良いと思ったところが最高のお世話をしてくれるサロンです。
Featured image credit Africa Studio / Shutterstock
【グルーミング101】グルーミングはなぜ重要か? | the WOOF
人間がペット動物に対して行うグルーミングは、愛犬の可愛らしさを引き立てるだけでなく、健康管理や社会化にも役に立つ大切なものです。 グルーミングの基礎を学ぶ【グルーミング101】。第1回目はグルーミングの重要性についてのお話です。犬をケアすることは、なぜ大事なのでしょうか。