犬の噛みつき防止週間(National Dog Bite Prevention Week®)〜毎年5月の第3週

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犬の噛みつき防止週間(National Dog Bite Prevention Week®)は、犬の咬傷事故は少しの知識と注意をもっていれば防ぐことができることを広く知らしめる目的で、the American Veterinary Medical Assocation(AVMA)により定められた。

米国で発生する犬の咬傷事故に関する情報は以下のとおり。

  • 命に別状のない怪我を生じせしめる事故ランキングで、1〜4歳までは11位、5-9歳までで9位、10-14歳までで10位である(2003-2012)
  • 犬の咬傷事故による保険請求がくは4億8,300万ドルに上る
  • 2013年に行われた咬傷治療のための形成手術は26,935件
  • 2013年の郵便局員が犬に襲われた件数は5,581と推定される
  • 咬傷事故の66%で、犬は子供の頭部または首部を噛んでいた

日本における犬の咬傷事故の発生件数(2014年)は4,364件。咬傷事故の発生状況として最も多いのが係留運動中(リードをつけて散歩中、1343件)であり、被害者の状況として最も多いのが通行中(2222件)となっています[1]。防ぐことが可能であり、起こってからでは遅いのが咬傷事故。「すべての犬は噛む(Any Dog Can Bite)」ということをしっかり認識し、事前防止に努めること。

★AVMAの啓蒙動画。犬が嫌がる行動などがシリーズの動画で紹介されている

[1] 環境省 3.動物による事故 (1)犬による咬傷事故件数

Featured image credit Barn Images

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