フィラリア症啓蒙月間(National Heartworm Awareness Month)〜毎年4月

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フィラリア症啓蒙月間(National Heartworm Awareness Month)は、フィラリアが犬猫など哺乳類にとって危険な病気であることを広く知らしめるために、The American Heartworm Society(AHS)が定めた。フィラリアは蚊が媒介する病気であり、蚊の活動が活発になり始める春の時期に合わせて啓蒙活動を行うものである。

犬のフィラリアは成虫になると30cmにもなる糸状の寄生虫。寄生された個体は血液の流れが悪くなり、身体に深刻な問題をもたらす。感染した犬の血を吸った蚊が他の犬(猫)の血を吸うことで広まるので、予防は極めて大切であり効果も確認されている。

放置すると命を落とす恐れもある非常に恐ろしい病だが、事前の予防(予防薬の服用等)は「かなり効果がある」とされている。このため、投薬についてAHSは、年間を通じて行うことを推奨している。一方日本では、蚊の活動が活発になる5月〜12月の期間に服用が推奨される(地域によって異なるので、かかりつけ獣医師の指導に従うこと)。

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AHSは、フィラリア症感染テストは毎年受けること、投薬開始前には獣医師と相談をすることを推奨している。投薬は有効ではあるが万全ではないとして、年間を通じて投薬している場合でもテストは毎年受けるべきであるとしている。

Featured image credit shehan peruma / Flickr

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