7/4の独立記念日がある7月は、花火大会やイベントなどが多いため、迷子ペットが激増する。この時期に飼い主たちの注意を促す目的で、ペットの迷子防止月間(National Lost Pet Prevention Month)が制定された。
北米では、2秒に1匹、毎年一千万超のペットが迷子になっている。ペットの1/3は、生涯で一度は家族と離れ離れになる経験を持つと言われている(the National Council of Pet Population Study & Policy 及びthe National Humane Societyの調査による)。また迷子のペットのうち、家族と再会できるのは1/10である。こうした厳しい状況を飼い主に広く認識してもらうため、米PetHub社が7月に啓蒙イベント等を開始した。
日本でも7月は、花火大会や盆踊りなど大きな音がするイベントや、ペットとのお出かけや旅行の機会が増え始める月である。ペットと離れ離れにならないように心がけておくことや、はぐれた時でもなるべく早く再会できるような工夫をするなど、準備をしておくと良い。
PetHubはペットにIDをつけることを強く推奨しており、その理由として以下の5つを挙げている。
- ペットの1/3は生涯で一度は迷子になる
- ”インドアペット”だからといって、自然災害や事故などから免れるわけではない
- IDタグなら誰が見てもすぐにわかる(マイクロチップは読み取り機がなければIDがわからない)
- 飼い犬である(野良ではない)ことがすぐにわかる
- そもそもオシャレでしょ!
[1] PetHub, Inc. Launches Second Annual ’National Lost Pet Prevention Month’ This July
Featured image from Paul Sableman / Flickr
もしも愛犬がいなくなってしまったら〜迷子犬と再会するために覚えておきたいこと | the WOOF
大きい音に恐怖を感じるワンコさんは少なくないようです。 でも、これからの時期は花火や雷など、大きな音がする出来事が多く予想されます。恐怖に怯えたイヌが我を忘れて逃げ惑い、迷子になってしまうことも少なくはありません。 愛犬の姿が見えなくなったらどうするか。落ち着いて、手順を踏んだ行動が、早めの再会につながります。できる準備は今のうちからしておきましょう。