【冬来たる】寒い時期の犬のお世話〜冬を健康に安全に楽しく乗り切るために

健康管理
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寒い季節は犬にとっては過ごしやすい…そんな印象もありますが、極端な寒さによる健康リスクもあるのです。

愛犬に、健康に冬を乗り切ってもらうためのTipsを、簡単にまとめておきます。ぜひ目を通して寒〜い冬に備えてください。

寒い時期を迎える飼い主の心構え

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僕のセーター、ちょっと短い… Featured image credit funkblast / Flickr

・寒い時期を迎える前に健康診断を受けておこう

寒さは、関節炎や古傷の痛みがぶり返したり、症状を悪化させることがあります。また、老犬や病気の犬にとっては、厳しい寒さは辛いもの。もし長らく健康診断を受けていないのなら、寒さが厳しくなる前に、獣医師の診断を受けておきましょう

・愛犬の寒さ耐性レベルを見積もっておく

人間同様に、寒さへの耐性は犬種及び個体により大きく異なるもの。被毛のタイプ、体脂肪量、運動量や健康状態を勘案し、愛犬の寒さへの耐性を見積もっておきましょう。

関節炎を患っている犬や高齢の犬は、雪や氷の上を歩くのに苦労するもの。滑ったり落下の心配もあります。体毛が短い犬、体高が低い犬は体が冷えやすく、寒さへの耐性は低いものです。糖尿病、心臓病、腎臓病などを患う犬、そして子犬や老犬は体温調節に困難を伴います。

寒い時期を乗り切るための10の小さな工夫

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お鼻が、ちょっと、寒いのよ image by Clarice Barbato-Dunn / Flickr

1. 暖かい場所を選択しよう

愛犬が快適に過ごせる場所に、ベッドやクッションを移動しましょう。冬用の暖かい毛布を一枚加えるとか、カバーをフカフカのものに変えてあげるというのも、良いアイディアです。

2. 室内で過ごさせるようにしよう

フッサリの被毛で覆われていると言っても、寒い時期に長い時間を外で過ごさせるのは良い選択とは言えません。ハスキーなどの寒さへの耐性が高い犬だとしても、寒い時期には屋内で過ごさせる時間を長く取りましょう。

3. 足のチェックは頻繁に

肉球がひび割れていないか、出血していないかを頻繁に確認しましょう。歩行中に歩きにくそうにしていたら、怪我や傷などはないか、関節はいつもどおり動くのかなどをしっかりチェックしましょう。

4. 冬のおしゃれを楽しもう

寒さが苦手な犬だとしても、外の空気や冒険は諦めたくないものです。コートやセーターなど防寒着を用意して、冬のおしゃれを楽しみましょう。寒冷地で、滑落や肉球の割れが心配ならば、犬用ブーツを履かせてみましょう。

5. お散歩後はしっかり汚れを落とそう

冒険大好きなワンコたちは、外で様々なものを拾ってくるもの。泥や草、虫などは、年間を通じて拾ってくる定番のお土産ですが、冬の時期はこれに凍結防止剤などが加わります。雪遊びで雪泥まみれになったワンコの汚れは、普段以上に丁寧に拭ってあげましょう。

6. 車に犬を残しちゃダメ!

暑い時期と同様に、犬を車に残すのは非常に危険な行為です。暖房が切れた車は、冷凍庫のように冷え込みます。愛犬を病気にしたくないのなら、絶対に犬だけを車に残すことのないように。

7. 暖房器具での事故や火傷には注意しよう

実際の火が入る暖炉はもちろんのこと、ヒーターや床暖房、ホットカーペットも事故や怪我の元になります。暖房器具が古くなり、誤作動することのないように、安全確認をしておきましょう。柔らかな暖かさが特徴の床暖房やホットカーペット、暖房機能付きベッドでも、低温やけどをする事例が報告されています。

8. 災害発生に備えよう

寒い時期には、吹雪による孤立や停電が起こる恐れがあります。災害・緊急用グッズを今一度確認し、愛犬にIDをつけるなどの準備を怠らないようにしましょう。

9. 栄養に気を配った食事、新鮮な水を与えよう

極端な気候の時期は、とかく運動量が少なくなりがちなもの。体重の増減には十分な注意をしましょう。乾燥しがちな冬は、ウォーターボウルの水の減りが早いので、水の補給タイミングにも気を配るようにしましょう。

10. 凍っている場所は避けよう

お散歩や遊びの時には、凍っている場所は避けるようにしましょう。ツルツル滑って関節などに負担をかけますし、ちょっとした水たまりの上の氷だと割れて極寒の水にドボンということもあり得ます。興味本位で凍った湖でのスケート遊びに乗り出さないようにしましょう。

犬の変化に敏感になろう

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少し、具合悪いの… image by philhearing / Flickr

いつもより元気がない、動くときにうめき声や鳴き声をあげるなど、いつもと異なる様子が見られたら、病気や怪我を疑って犬の体をくまなくチェックしましょう。外遊びが好きなワンコなら、低体温や凍傷ということもあり得ます。元気がない様子が続くようであれば、原因を探るためにも獣医師の診断を仰ぎましょう。

Featured image credit Irene Mei / Flickr

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