「まるでスパゲッティのようにスプーンを飲み込んだ」と語ったのは、ラブラドールの飼い主さん。4ヶ月齢のやんちゃな子犬は14cmのスプーンを飲み込み、動物病院に緊急搬送されました。
事件が起こったのは、楽しいランチの後のこと。飼い主が背中を向けたその隙に、セオドア（Theodore）は調理台に置かれていたスプーンをツルリと飲み込んでしまいました。
すぐに動物に連れて行かれたセオドア。麻酔がかけられ、X線と胃カメラによる”スプーン捜索”が行われます。恐れを知らぬ子犬のお腹には、スプーンがしっかりと収まっていました。
担当したマーティン獣医師（David Martin）によれば、食べるべきではないものを飲み込んだペットは珍しくないそう。「飲み込んだものが、特に何の問題も起こさず（体の器官を）通過することはよくあること。しかし、いつもという訳ではない。セオドアがスプーンを飲み込むことができたのは、すごい驚きだ
ループしている腸を通過しなければ、排出することはできないのだから、そのままにしておくという選択はなかった」そりゃそうだ。
胃カメラにより位置が特定されたスプーンは、マーティン獣医師らの努力により無事、取り出されました。
処置を終えた30分後にはすっかり元気を取り戻していたセオドアさん。飼い主には大きな心労とお財布への負担を与えてしまいましたが、元気になってヨカッタです。
油断も隙もない食いしん坊でやんちゃな子犬たち。肉球の届くところにあるものは、飼い主の隙をついてペロリと食べてしまう可能性があることを、今一度心に留めておきましょう。
【イヌ、コレ食べた】ステーキナイフ〜あと数ミリで死んでいた！子犬が奇跡の生還を果たす | the WOOF
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