クリスマス用に準備した、甘い香りのお酒の魅力に、犬たちは抗うことができませんでした。酒を舐めて酔っ払った2匹は、動物病院に運ばれました。
いたずらっコのブレコン(Brecon、コッカー・スパニエル)は、家事用の部屋のベンチの上にあったアドボカートの瓶を叩き落とします。床に広がったアルコールの液体は、いたずらブレコンの興味をひくことはありませんでしたが、同居犬2匹を大いに惹きつけたのです。
アドボカートとは、かつてカリブ海のオランダ領の島々で作られていたお酒を基にしたリキュール。アサヒビールのWebによれば、「バニラと卵黄、そしてカスタードのような口あたり。飲み口はとてもクリーミー」な味わいで、卵黄と軽いバニラの香りがするそうです。
ブレコンの同居犬、マーサ(Martha)とオスカー(Oscar)は、この魅惑のお酒アドボカートを存分に味わいました。そして、案の定、「酔っ払い」に。気持ちよくなってフワフワしていたところを、飼い主さんに発見されました。
飼い主のフィオナさんは、「オスカーとマーサは、ほろ酔いという感じだった。首謀者のブレコンはベンチに飛び乗ったりジャンプしたり元気そのもの。オスカーは、ぼんやりと、そして恥ずかしそうな様子で部屋の隅っこに立っていた。マーサは文字どおり、千鳥足でフラフラしていた。カラーをつかもうと手を伸ばしたら、パタリと倒れたの」
3匹は病院に緊急搬送されました。
Naughty spaniels feeling 'ruff' after getting drunk on Christmas Advocaathttps://t.co/zryzMlomTn pic.twitter.com/3H7hXVg1AX
— Mirror Weird News (@MirrorWeirdNews) 2016年12月20日
「ペットたちにはすごく注意を払っているつもりだったし、こんなことが起こるなんて想像すらしていなかったから、もう本当に動揺した。30年通い続けている病院に、ダッシュで連れていったの」
ご存知のとおり、犬にアルコールはNG。病院では犬たちに嘔吐させた後、活性炭を与えてアルコールを吸収させる治療が施されたそうです。脱水症状が心配されたため、一定の経過観察後が設けられましたが、すぐに家に帰ることができました。
いつもはアルコールに見向きなどしないコでも、特別な甘くて美味しいお酒があれば、ついうっかり肉球を伸ばしてしまうかもしれません。イタズラ犬や食いしん坊犬のいるご家庭では、知恵を絞って犬たちの安全を守ってあげてくださいね。
Featured image credit Harold Meerveld / Flickr
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