隣同士の2匹の犬、テイトとバーノン。2匹の犬は深く愛し合っていましたが、塀に阻まれ自由に会うことができずにいました。
元野良犬のテイトは、子犬のときに保護されて、グラハム夫妻に引き取られました。
同じ時期、隣の家にも犬がやってきました。テイトと同年齢のビズラのバーノンです。
グラハム家と隣家の間には高い塀がたてられていましたが、2匹はお互いの存在を強く意識するようになったのです。姿形は見えないけれど、何か感じるものがあったのかもしれません。
2匹はお互いの姿を求め、塀の下をホリホリするようになります。
ママのヘイリーさんはこう述懐します。「外に出てみると、2匹がトンネル堀をしているところに出くわすの。止めることなんてできなかったわ」
「彼らを離れ離れにしておくことなんてできなかった。だってあのコたちったら、ただただひたすら掘り続けるんだもの」
当初グラハム夫妻は、2匹が一緒に楽しい時間を過ごせるようなプレイデイトの時間を設定しようと考えていたそうです。しかし、それでは足りない、もっといい方法があるということに思い至ったそうです。
「塀にドアをつければいいじゃん!そうしたら彼らはニンゲンの手を煩わせることなく、いつでも遊ぶことができるわぁ…って思ったの」
ということでグラハム家のパパがドッグドアを設置することになりました。じゃーん!
ドッグドアをプレゼントされたテイトとバーノンは、これ以上ないほどの幸せを得たようです。家族も驚くほどに、常に一緒にいるのだそうです。
「彼らがほんとうに恋をしているのかどうかはわかりませんが、そう思うと楽しい」とママのヘイリーさんは言います。
ドッグドアを設置して犬に自由を与えることは、必ずしも良い結果に結びつくわけではありません。しかし、裏庭を犬が愛情をはぐくむ場所にできたことをヘイリーさんは嬉しく思っています。
「これまでのところ、うまくいってるしね」
h/t to Family Adds Doggy Door To Fence So Dog Can Play With Her Neighbor – The Dodo
Featured image creditHailee Grahamさん(@mrsgraham) • Instagram