【イヌニュース】水道管に閉じ込められたパグ子犬、6時間後に無事救出(ブラジル)

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the WOOF専属ライター犬、ライチがお届けする世界の犬ニュース。今日はブラジルから、水道管に閉じ込められてしまった子犬の救出のニュースです。1ヶ月齢のパグの赤ちゃんは、6時間後にようやく家族の元に戻ることができました。


暗くて狭い水道管に閉じ込められてしまったのは、ブラジルに住むパグの赤ちゃん、ドナテッロ(Donatello)。飼い主で獣医師のモニカさん(Monica Kawahisa Yoshioka)は、庭にいる母犬に授乳をさせて部屋に戻ろうとしたその時に、6匹のうちの1匹がいないことに気がつきました。

地下の方から声のようなものが聞こえてきた時、モニカさんには悪い予感がありました。前週に水漏れ修理をした水道管に落ちたのではないかという予感です。案の定、水道管の通気口を覆うフタは外れており、耳を澄ませるとパイプの中から悲しげ声がします。ドナテッロがいたのは、水道管のパイプの中でした。

「(ドナテッロは)怖がって、ひっきりなしに鳴いていました。私が手をのばせば子犬を助け出せると思ったけれど、どうしても動かすことができなかったんです」とモニカさん。「そうこうしているうちに、彼がどこにいるのかわからなくなってしまった。友人にも助けを求めたけれど、やっぱりダメ。パイプから何の音もしなくなって、もう死んじゃうんじゃないかって、パニックになって泣いてしまった」

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モニカさんらは、サンパウロ市の治安警察に助けを求めます。駆けつけた職員らは、2時間をかけて子犬を搜索。パイプに穴を開けて携帯電話を挿入して写真を撮影し、ドナテッロの生存と現在地を確認しました。哀れな子犬は水に流され、落ちたところから離れた場所にいたそうです。

職員らは、子犬のいる場所近くに救出用の穴を開け、最初に開けた穴からホースを通し、子犬を救出用の穴近くまで押し出しました。そこでようやくモニカさんが登場。パイプに手を入れて子犬を掴み上げ、ようやく救出に成功しました。

ドナテッロに怪我はなく、今では元気に走り回っているそうです。水道管修理に思いが至らなければ、あるいは完全に流されてしまっていたら、ドナテッロを救出することはできなかったかもしれません。おチビの子犬を育てる時には、いろんなところにリスクがあるものだなぁと、ライチも改めて思いました。子犬を迎えるのは、なかなか大変なことだよなぁってね。

Featured image credit Trapped pug puppy rescued from pipe after two hours

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