犬は天性のスイマーと思っている人は多いですが、必ずしもそうだとは限りません。泳ぐのが好きな犬もいれば、恐怖症に苦しむワンコもいます。
性質・経験などから個体による違いもあるのですが、犬種によっても得意不得意、向き不向きは異なります。例えばゴールデン・レトリバーやニューファンドランドなどは体格も良いため概ね素晴らしいスイマーですが、ブルドッグやボクサーなどは一般的にあまり水泳が得意ではありません。
穏やかな表情でエアスイミングをする鼻ぺちゃ犬
いわゆる”鼻ぺちゃ犬”の皆さんは、泳ぎが不得意とか水が嫌いというより、運動自体が得意ではありません。体の構造から、疲れやすいことが大きく影響しているようです。だから泳ぐこともあまり得意ではありません。
だから空中で泳ぐのさ〜。ライフジャケットも着用しますよ!
シミュレーションで本番に備えるチワワ
みんなのアイドル、チワワは泳ぎが得意なコもいるそう。しかし、体が小さいために冷えやすいこと、水を怖がるコも少なくはないため、十分に注意を払っておかなければ溺れてしまう危険も大きいのです。
だから空中で泳ぐのよ〜。しっかり支えててね!
気合十分ののケルンテリア
最後は、ケルンテリア(スコットランド原産の小型のテリア)が登場。雨風に強い丈夫な被毛を持つワンコですが、水の中では体温を守る役目を果たしてはくれません。小型犬ですから、チワワと同じく冷えやすいかな。でも、やる気は満々です。
空中で練習も楽しいけど、早く泳ぎたぁ〜い!
ちなみに、’エアスイミング’って実際に存在するの?と思って調べてみたら、人間のリハビリとして利用されている運動にこの名前が付いていました。贅肉を取るエクササイズとしても注目が集まっているようですよ。気になる方はチェックしてみてください!
featured image from Dog swimming in air – ep3 #lagrandenovità / YouTube
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犬って、どの犬種もそれぞれの魅力がありますよね。 賢い犬、トレーニングに励む犬、アイドル並みに可愛い犬、お手伝いをしてくれる犬など、性質性格も異なりますし、独特の目の色を持つ犬、垂れ耳の犬、黒々と輝く鼻を持つ犬など、見た目についても100犬100様。賢い犬の定義も、可愛い犬の定義も、人によって意見が分かれるところだと思います。