「いえ、僕はお散歩とかいいんで。訓練とかも、あんま興味ないんで」といった様子で、動くことを拒否するゴールデン・レトリバーが目撃されました。名前はラスティ(Rusty、2歳)。
飼い主さんが呼びかけても、手を差し伸べても「いえいえ、遠慮しときますから〜」とばかりに前脚を掴まれないようかわします。引っ張っても動いてくれない、その姿はまるでおっさん。
世界でもっともポピュラーな犬、好感度ナンバーワンの呼び声も高いゴールデン・レトリバーは、優しく愛情深くおとなしくて思慮深い、理想のコンパニオンドッグ。飼い主の言うところを喜んで聞く服従性の高いワンコであり、体を動かすことが大好きで一日中駆け回っても元気いっぱい!
…というのがごくごく一般的なゴールデン・レトリバー像。一方で、遠慮がち(?)で頑固なラスティは、個性的なのでしょうか。どかーんとお腹を出して、脚を放り投げて座る姿とともに、「結構ですから」とお断りする姿はなかなか愉快です。
1日だけならば、ワンコのグウタラっぷりも可愛いもの。ただ、このように無気力が続くようなら、体調や怪我を心配したほうが良いかもしれません。性格の違いはあれども、ワンコ達は基本的には遊んだり走り回ったりするのが好きなもの。運動不足だと肥満になりやすく、滑りやすい床の上などで走り回ったりすると股関節の発達に影響が出やすい犬種です。もしかしたら、そうした痛みがあるのかもしれません。
カウチでダラダラしているうちに、動くのが面倒になる…って、まるで自分の姿を見ているよう。これからは、頑張ってさっさと動くようにしようと、少し反省してしまいました。個人的にツボったのは、途中で登場する同居犬もダレ過ぎていたところ。笑えます。
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ノーベル平和賞狙い?あの犬が世界平和を訴える〜思いやりの大切さをYouTubeで力説【動画】 | the WOOF
カリフォルニア在住のゴールデン・レトリーバー、フリッツさん(Fritz, 3歳)をご存知でしょうか。「(犬のくせに)食べ物をまったくキャッチできない犬」などと揶揄されつつ、「出来の悪いコほど、かわいい」「下手すぎて思わず笑ってしまう」などの声が高まり、いまやすっかり人気者のワンコさん