【イヌニュース】ゴールデン・レトリバー、緑色の子犬を産む(スコットランド)

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the WOOF専属ライター犬、ライチがお届けする世界の犬ニュース。今日は、スコットランドで緑色の子犬が産まれたニュースです。ゴールデン・レトリバーの母犬がゴールドではなくグリーンの犬を産んだと話題になっています。


緑の子犬を産んだのは、スコットランドに住むゴールデン・レトリバーのリオ(Rio、3歳)。彼女の産んだ9匹のうちの1匹は、本当に綺麗で鮮やかな緑色の被毛の持ち主でした。

飼い主のサザーランドさん(Louise Sutherland)によれば、リオの出産はいわゆる難産。1匹は産道を上手く通り抜けられず、残りの犬もサザーランドさんらの手助けがなければ誕生は難しかったようです。

全ての子犬が産み落とされ、ようやく一息ついたとき、サザーランドさんは何かが変だと気がつきました。

緑のコがいる…。

緑。犬なのに緑。カエルじゃないのに緑…。

「信じられなかった」とサザーランドさん。心配になった彼女はどういうことかと調査を開始し、”緑の犬”が極めて稀ではあるけれど、他にも存在することを突き止めました。世界にはこれまでに3匹ほどの”緑の犬”が誕生しています。2005年誕生のゴールデンのワサビ、2012年誕生のラブラドールのハルク、そして2017年に誕生したラブラドールのフィフィ(シュレックのフィオナ姫から命名された)が、世にも珍しい”緑の犬”です。

気になるその原因ですが、ビリベルジンが羊水と混ざり合うことにあるとのこと。ビリベルジンは犬の胎盤で分泌される胆汁色素で、羊水と混ざり合うと着色を起こす可能性があるのだそうです。子犬のもともとの被毛が明るい色だったことも、緑が鮮やかに見える一つの要因なのでしょう。

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子犬は、フォレスト(=森林)と名付けられました。

緑の色素は、フォレストの健康に害を及ぼすことはないそうです。そしてこの色素が長らく力を発揮することもないそうです。飼い主さんによれば、「すでに色はかなり退色しています。すぐに消えてしまうんじゃないかな」とのこと。

残念ながら、緑の大型犬が草原を駆け回る姿を見ることは出来なさそう。迷子になりがちな色合いだから、フォレストにとっては良かったのかもしれません。

こちらは2017年1月に産まれたフィフィ。ママはチョコレート色のラブラドール・レトリバーでした↓↓↓

h/t to Dog owner stunned after her golden retriever gave birth to a GREEN puppy | THE Sun

images are from The Sun

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